牡牛座に滞在している天王星の働きと2022逆行メモ
8月24日 占星術上では、おうし座で天王星の逆行開始。
牡牛座18度から14度まで戻り、来年1月23日おうし座14度で順行へ。
再びおうし座18度55分まで戻るのは、来年5月10日ころ。
天王星は、個人において「解き放つ」ことを促す。
自らが作った枠組みから自らを解き放ちながら新しい枠組みを作っていく。
次元移動の天体でもある。
これまでの滞在次元から新しい次元へお引越しを促す天体。
また、天王星は、「民族意識」につながる。
先祖、祖先といった私たちの命の根っこを支える意識でもある。
民族意識に根差すことは、それぞれの尊厳になる。
それは、人が人として生きる尊厳の確立でもある。
今、天王星はおうし座にいる。
牡牛座はものごとを遅くさせる、それは「忍耐」「制限」という感覚にもなりやすい。
たとえばコロナで動きが制限されるというのは、
牡牛座に入った天王星らしい感じがする。
わたしたちは、自由になるばかりが
自らを「解き放つ」ことにならない。
制限されることによって、
今までと違う方向で「解き放たれる」ことが可能になる。
これまで「水平」方向で自由に動いていた私たちが水平方向に動けなくなったということは、「垂直」方向での解放が進んだということ。
この垂直方向とは肉体的な移動ではなく、
ネット上や精神の方向になる。
肉体が制限されることによって、
今ここにいて出来ることに意識が向いていく。
このことの恩恵は計り知れない。
わたしたちはこの数年で
今までとまったく違う視座を手に入れたということ。
わたしたちは、今年、これまで開かれてなかった民族意識と接続している。
それは、縄文からさらに深い意識層レムリアと呼ばれる時間でもある。
それによって、感じる魂の領域が広がった。
それは、抽象度が高くなったことでもある。
(高いビルの上から世界を眺めるような視座の誕生、それにより、細かいことは気にならなくなる(またはできなくなる)。人生を許容できるようになる。理解の幅が広がる。)
それは、「上」の方向ばかりではなく、
根が大地に伸びていくように「下」の方向にも起きている。
わたしたちの魂の根っこは、
今、さらに深いエリアまでその根を下ろした。
それは、先祖エリアの供養・祈りが進んだことによって。
この祈りを持って、人としての尊厳は立ち上がることができる。
ということで、今年の天王星の動きを度数で感じてみたい。
今年14度を通過したのは、4月後半~5月初め。
つまり、天王星は逆行によって、4月後半からの流れをもう一度遡って
残っている古い枠組みから解き放ちながら
あたらしい大陸を形成していく流れを来年5月までかけて完成させていく感じ。
今回の逆行をサビアンシンボルとともに追ってみる。
シンボルの解釈はいろいろあるかと思います。
今年の天王星の視点で一言解釈つけてます。
今年は、天王星がおうし座のピーク(15度)まで進んでおうし座の後半に入ってきている。
牡牛座に入った天王星は、ある種の根気強さがある。
さきほど、記述したように
じわりじわりと制限をかけて、これまでと違う方向に解き放っていく。
それは、今までやったことがないことのチャレンジとして
現われることもあるかもしれない。
※( )の中は今年、その度数を通過していた時期です。
そのころ何に取り組んでいたか、気持ちの変化があったかなどサビアンシンボルとあわせて振り返ってみると見えてくるものがあるかも。
※逆行期間は、1度進んだ度数ではなく、そのままの度数でいいように思いますが、ひとまず1度進んだものを記載)
日付は、おおよその日付けです。日本では一日ずれている場合もあります。
8月24日 おうし座18度55.2(サビアン19度)(※7月7日~)
「新しく形成される大陸」
今年の天地融合、成長を受けて、現れてきた新しい基盤。
10月13日までかけて最初の大陸形成です。
10月13日 おうし座17度(サビアン18度)(※6月14日~7月7日ころ)
「バッグを窓から外へ出している女」
古くなったものを取り出して思い出したり、整理している感じ。
6月にもこの作業をして、やっぱりまだ使うかも・・・
と思って仕舞いなおしたものがこの時見たら、
あら?古くなっている・・というような感覚になるかも。
昔の思い出が新しい意味合いを持つ。過去の書き換え。
人は取っておきたい「想い」が残るもの。
それも来年には、かなり感覚が変わるでしょうね。
11月8日 おうし座16度×おうし座16での満月(※5月27日~6月14日ころ)
「剣とたいまつの間の戦い」
葛藤しながらよりよいものを創造していく
ピークを越えて、いよいよ新しい意識でやっていくことを
迎え入れ、葛藤しつつよりよいものを創造していく。
古くなった枠組みを壊しながらブラッシュアップ期間。
8日は、天王星と太陽、月が合。インパクトありそう。
12月3日 おうし座15度(サビアン16)(※5月10日~5月27日ころ)
「神秘を暴露するために空しい努力をする年を取った男」
今年はこの時期に木星がおひつじ座入り。
自分の中で過去になっていたものが新しい形で再誕生。
ピークを越えていること、もうとっくに終わっていること、
やり方に執着している場合もあり。
2003年
1月12日 おうし座14度(サビアン15)(※4月22日~5月10日ころ)
「マフラーと粋なシルクハットを身に着けた男」
おうし座領域のピーク。
これまでの古い枠組みは、使えなくなっていく。
1月23日 順行へ
2月4日 おうし座15度
3月15日 おうし座16度
4月6日 おうし座17度
4月24日 おうし座18度
だいたいここまででおうし座領域において、古くなっている考え方、視点、枠組みは、一掃されるかと。ここまでの度数はこれでお別れです。もう次に天王星めぐってくる(84年サイクル)までここに天王星は来ません。
5月12日 おうし座19度・・・この度数は2024年まで天王星は戻ります。
ということで「あたらしい大陸形成」は2024年まで続きます。
5月17日☆木星おうし座入り。
2023年おうし座領域はさらに一掃される感。
人生の基盤の構成していた価値観、根を張る場所のようなものが新たになる感じですね。
さてさて、星的な視点で書き進めましたが・・・
天王星のことは、ニニギノミコトがいろいろ教えてくれました。
日本人の精神性とは稲とともにあるのだそうです。
また書きたくなったら書きます。
今年は、もっと古代に遡って、
丹生の神様を旅してきて、古代信仰と現代の信仰をつなぐ裏ミッションをやてきました。赤色の意味。日本人にとって大切な「赤」。
天王星おうし座時代は、
別の言葉で言えば霊性の生命力の復活ということ。
また、書きます。