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早朝のかに座満月
朝、目覚めると
体は鶴岡八幡宮さんの方向へ行きたがっている。
ちょうど、今日から3日間連続講座で
山へ行くまでの時間もないし、
走って鶴岡八幡宮さんへ行くことに。
いつもの曲がり角を曲がると
はっとするような
大きな満月が迎えてくれた。
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胸の高鳴りをおさえ、
沈んでいく満月を写真におさめた。
そうだ、今日はかに座満月。
8時8分が満月だから今まさに満ちていく月。
しかももうすぐ沈んでしまう。
後ろを振り向けば東の空は太陽が出番を待ち構え明るくなっている。
身体が、満月を見せてくれた。
すごいな。からだの神様。
このお正月から走り始めて
自分と、体と一緒にいることが心地よい今。
この内側にひたひたと満ちる感覚に
満月の光は呼応するように
わたしの中に入ってくる。
こんなにも力強い満月をこれまでに見たことがあっただろうか。
昇ってくるやぎ座太陽と沈んでいくかに座の満月。
今、その間でわたしは地球にいる。
ちょうど、そんな話を昨日仲間と話したばかりだった。
先祖が喜ぶ。
喜んでいる。
わたしが太陽と月と地球を感じていること。
そんなことを先祖は喜んでいる。
そんな風に感じた。
年末から人生の大きな解体が始まった。
すべては予定通り。
そう理解していても
どこか一抹の不安のようなものはあったと思う。
力強い満月から「大丈夫」と声をかけられた気がした。
そして、絵のイメージが来た。
キャンバスの前に立つまであたためる。
かに座の月とやぎ座の太陽。
先祖と地上のわたしたちの喜びがダンスする。