ストレスケアを必要とする子ども達へあみぐるみを!
きっかけは熊本大分地震
2016年、熊本大分地震をきっかけにスタートした「ぬいぐるみプロジェクト」をご存じでしょうか。
手触りのいいぬいぐるみや抱き枕を使って、心身のリフレッシュとリラックスを促す「ストレスケアワークショップ」が被災地で開催されました。他にも、被災地や施設のお子さん達にぬいぐるみを届けることもされています。
そして2018年7月、私が住むここ岡山も甚大な被害にあった西日本豪雨。再びぬいぐるみプロジェクトは行われました。代表の山中さんは、現在も真備町を中心に活動されています。
ストレスケアをオランと体験してみて
2020年10月、私はオランとオンラインでワークショップに参加しました。目を閉じ、オランを抱きしめ、心地よい音楽と共に、山中さんの優しい声に導かれ…。
被災したわけでもなく、療養しているわけでもない私でも、日々それなりに蓄積しているものがあると実感しました。だから、被災者の方や療養中の方のストレスはいかばかりか、と。
この方法を知ることで、ただハグをする以上に心が和らぐ体験をし、「これは沢山の方に知って頂きたい!」と思いました。
なお、ぬいぐるみを使ったストレスケア オンラインワークショップは、毎月第1日曜日の10時30分~開催されています。どなた様も無料でご参加いただけますよ!→https://www.facebook.com/nuigurumiP
どんなぬいぐるみでもご自身が「この子が好き!」「この子は可愛い!」と思えばOK。もちろん年齢なんて関係なく、ふわふわを感じながらさわったり抱きしめたりしてみましょう。
オランプロジェクトができることはないか?
「編み物でちょっと地球にいいことを」をテーマに活動している「オランプロジェクト」。「ぬいぐるみプロジェクト」でお役に立てることはないか?と思い立ち、山中さんへお尋ねしました。
「それでは手編みのあみぐるみをぜひお願いしたい!」とのことで、この度編み人の皆さまに呼びかけをさせて頂く運びとなりました。
「オランプロジェクト」×「ぬいぐるみプロジェクト」の誕生です!!
略して「オラぬいプロジェクト」、このプロジェクトのために編まれたあみぐるみは「オラぬいっ子」と呼びます。
ストレスケアを必要とする子ども達へあみぐるみを!
災害時には被災した地域の子ども達やご家族のもとへ、また平時には心身に障害を持ったり、病気で療養中の子ども達や学童保育の子ども達へ「ぬいぐるみを使ったストレスケアのワークショップ」と共に、あなたが編んでくださった「オラぬいっ子」をお届けします。
材料費も送料も全てご負担いただくボランティアとなりますが、必要とされる方へ届けてみませんか?あなたのあみぐるみが、誰かの心をあたため支えるお手伝いができるかもしれません。
■毛糸について:
① 無染色のオーガニックコットン100%で手触りの良いもの
② コットンにこだわらず、化繊でも手触りの良いもの
※①②いずれかでお願いします。
※チクチクしたものは不可。
※①は、化繊アレルギーや化学物質アレルギーの方のため、必ず中綿もオーガニックでお願いします。
※材料費のご負担をお願いします。
●参考毛糸
※下記毛糸ピエロのコットン糸は、オフホワイトのみ無染色
●参考綿
■サイズ:30センチ~60センチ前後(抱きしめやすい大きさがベスト)
■色:蛍光色や目がチカチカする色は避けてください。
■編むもの:動物でも人形型でも飛行機や電車、自動車でも良いです。 可愛らしくやさしい雰囲気のものでお願いします。
※悪魔など怖いキャラクターは避けてください。
■梱包:送って頂く際は、ダニやカビ、ほこり防止、清潔を保つため、一体ずつポリ袋に入れて、口を縛って密封しください。
※①の場合、「オーガニックコットンで編んだ」ということが分かるようメモ書き等の添付を必ずお願いします。
※ペットや植物などがない場所での制作をお願いします。
■送り先:個人宅の為、転載を控えさせて頂きます(皆様もご配慮願います)。私のサイトに記載しておりますので、下記ページをご覧ください。
※送料のご負担をお願いします。(保証の有無はお任せします)
あなたの「オラぬいっ子」をお披露目して!
心を込め、時間をかけて一目一目編んだあみぐるみ。ぜひTwitterやInstagram等SNSで発信してください。その時のタグは、#オラぬいプロジェクトで!
オランのアカウントでいいねやRT、シェアします。投稿の際、オランをタグ付けしてもらえたらいち早く気付けます。フォローもぜひお願いします!!
■インスタグラム→ https://instagram.com/orangfujita
■ツイッター→ https://twitter.com/orangfujita
オラぬいプロジェクトの今後
願わくば、手元にあるけど編まない「毛糸」を、材料費軽減するべく「編み手」へ渡る、そんな循環システムが構築できるといいな!と思っています。
そして①のアレルギーの方向けの無染色のオーガニックコットン100%の糸が、もっと色んなメーカーさんから販売されるといいなぁ!と願ってます。
お力添えくださる方、知識やアイディアをお持ちの方、どうぞご一報くださいませ。
【最後にお願い】
『ストレスケアを必要とする子ども達へあみぐるみを!』がいいね!と感じたら、スキボタン(ハートマーク)をクリックしてぜひ応援してください。