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ハイリスクハイリターン!知っておくべきダーツ進行(人狼解説)

みなさんこんちゃ!
最近、人狼に関する活動をしようとすると仕事の売り上げが上がって人狼活動が疎かになるジレンマに悩まされているりゅみえーるです。

今回はダーツ進行について解説記事を書きます。

個人的にはあまり選択しない作戦ではありますが、知らないと選択肢が減ってしまうので是非この機会に触れてください。

ダーツ進行の由来

みなさんはダーツ進行という進行を聞いたことがありますか?

ダーツ進行と言うのは簡単に言うと「ダーツを投げるように運に身を任せる進行」の事です。
転じて、占い師が不在でありほぼ運でしか吊り先を選択できない状況において「連日の吊先を指定する」進行の事を指します。

例)
Aさん(占CO+噛まれ) Bさん(占CO) Cさん(霊) Dさん(片白) Eさん(グレー) Fさん(グレー)

このような場合で

C(霊能)が「片白を信じてEさんとFさんの2グレー吊り切りましょう」と発言する。
これがダーツ進行です。

個人的見解ですが、これはめちゃくちゃ嫌いですw
理由は霊能であるCさんが独裁的な手法を取らざるを得ないほどにグレーや片白から要素が拾えていないという事だからですね。

自分がグレー位置に居たのであれば屈辱でしかないです。

ではダーツ進行とは選択したくない進行なのでしょうか?

ダーツ進行の応用に無限の可能性がある

すごく微妙な作戦にも裏の使い方によって一気に使用感が変わるのが人狼の良いところで、ダーツ進行にもそれがあります。
この記事では主にそちらを知ってほしいです。

それは・・・・・

パンダが居た場合のダーツ進行です。
(※パンダ=占い師2名からそれぞれ白、黒の結果を出されている人)

例)
Aさん(占CO+噛まれ) Bさん(占CO) Cさん(霊) Dさん(片白) Eさん(グレー) Fさん(グレー)

この状態でBさんがDさん(片白)に黒結果を出したとしましょう。

Dさんがパンダになりましたね?

生存者で言うと

Bさん(占CO) Cさん(霊) Dさん(パンダ) Eさん(グレー) Fさん(グレー)

この5名が生存しています。

いつもの人狼会だとどうしますか?
Bさん吊り(占いローラー)が本線ですよね?
しかし考えてほしい。

Bさんが狼である確率は何%あるの??

50%だと思ったそこのあなた!間違えていますよ!
Bさんが狼である確率は机の上での計算でも33%であり、状況を加味すると10%以下です。

Bさんが「人外」である確率は50%です。
しかし「人外」の中に狂人が含まれている以上Bさんが狼である確率は33%です。

さらに対抗のAさんを噛んでAさんの白先であるDさんに黒を出している・・・

Bさんは「かなりの確率で、有って狂人である」

例えばBさんを吊ったとしましょう。
終わらずにCさん(霊能)が噛まれて最終日に残るのは?

パンダ:グレー:グレー の3名です。

これこそ運ゲーですよね?

発想の転換をしよう

極論、残った占いであるBさんが狼出ない理屈があるのであれば狂人だとしてもBさんを今日吊る必要はないです。

ここで取るべき進行は

EさんとFさんのどちらかを指定して処刑を行い、翌日にパンダになったDさんを処刑する進行です。

理由を説明しましょう。

先ず、噛まれたAさんが真であった場合はパンダのDさんは白です。
Bさんが有っても狂人という状況なのでグレーの2名の中に狼が1名存在する事になります。

Aさん真の世界線においてグレー2名からの決め打ちで50%を当てる進行は、Aさん真でのパンダ:グレー:グレー盤面決め打ちよりも遥かに有利です。

1/2を当てる方が1/3を当てるよりも有利ですよね?

ではBさん真のケアはどうするのでしょうか?

Bさん真の場合はグレーの中の1名を吊った翌日にBさんの黒であるDさん(パンダ)を吊る事で100%勝利です。

この進行での負け筋は

①吊らなかった方のグレーが狼だった
②まさかのBさん(占い)が狼だった。

これ以外ないです。

Bさんをロラで吊った盤面に比べてどうですか?
Bさんに縄を使わない事で最終盤面の3名のうち2名を処理できていますよね?

これが裏のダーツ進行です。

知らないと1縄損しますよ~?

捕捉

厳密にはこれはダーツ進行では無いと私は考えていますが
①連日の吊り位置を指定している事
②占い師の情報ではなく運も併用して進めている事

この2点からダーツ進行に含まれるとう認識です。

この記事では便器上「裏のダーツ進行」と名前を分けて表記します。

裏のダーツ進行における注意点

この進行における最大の問題は、2択を外す事でも占い狼懸念のロスでもなんでもないです。
というか盤面推理においては最適解だと考えています。

では何が問題か?

それは議論時間の不足です。

先ほどの例においてBさん吊がダーツ進行に勝る部分が実は1点だけあります。
それは、議論開始時点からBさん吊で固定する事によって最終日に残るであろう3名の精査を行う時間が作れる事。
実質2日分の議論時間を費やすことが出来る部分ですね。

裏のダーツ進行をする場合は実質1日考察時間でグレー2名の精査を行う必要が有るのでグレー2名が発言を伸ばさないタイプの人だった場合時間不足によりそれこそダーツを投げるかのような展開になってしまうのです。

もしあなたが参加している村に延長機能があった場合は必ず残した状態で裏のダーツ進行を取ってください。

また、裏のダーツ進行を言い出した人が誰か?も注目です。

パンダの人は言い出すでしょうか?
パンダの人目線では占いが偽ですのでワンチャンスでグレーを吊る縄が生まれるのであれば提案するでしょう。

霊能が言い出すでしょうか?
霊能は少しでも勝率の高い進行を取ろうとします。
もちろん提案します。

ではグレーの2名は提案するでしょうか?
市民であれば提案するでしょう。しかし狼なら提案しないですよね?

では、占い師が提案するでしょうか?
自分の黒結果が見えているのに??

良く考えてみましょう。

みんな楽しく人狼ライフ!!

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