カメラ(機材)の黄昏
前回の続きのような内容になりますが…どうも最近思うのは
「単焦点レンズ二本くらいで良いんじゃ?」
…という事なんです。
具体的には標準と、28㎜程度の広角。
それを小さな(小さすぎるのはダメ)ボディに着けて、それで撮って行けば事足りるのかなと。
街中スナップをやっていると分かってくるのですが…街には各々特徴があります。
開けている(空間が多い)場所には広角がハマリますし、狭い場所には標準がハマリます。
これには個人差がありますが、私の場合はそうです。
レンズの着け外しが面倒ならば、同じようなボディをもう一台用意して、代る代る使うとか。
小さなバッグに一台を控えさせておいて、時々取り出して使えば良い。
…いやいやそれ、ズームで良いでしょ?と声が上がるのは必至ですが、それが少し違うんです。
まず、ズームはF値が暗いので、時折「アレっ?」という事態に遭遇します。
街中は暗い場所も多く、シャッタースピードが稼ぎづらい。
手ぶれしやすいという事。
それに背景が省略しづらいという事があります。
あとは気持ちの問題ですが、ズームがあると「纏まり易すぎる」という問題が出てきました。
外にはみ出して行かない…はみ出ない、という事は、フレーム外の世界と繋がっていないという事なので、それが少し気になりだしてきたのです。
もう少し良い加減…言葉通りに加減良く出来ないかな?と思い始めて来たのです。
これはまあ、ぶっちゃけ歳をとったというか、枯れてきたって事かもしれません。
標準レンズだけでも良いかな?とも思います。
ただそこまで割り切るのは少し不安です。
その為の二台持ちですね。
しかしここ数年の変化は、自分でもちょっと尋常じゃない無いっていうか。
バカじゃ無いの?と自分でも思うけど、ここから逃げちゃダメだな、というのは強く感じているのです。
…そうそう。
花の撮影とかは別なんですよね!。
コチラはまだ、枯れていなさそうなんです!。
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