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屈めない写真家たちへ

撮影時の最近の困り事としては「屈めない」というのがある。
これは以前から言ってはきたことだけど、ベストな方法がない。

まず「折り畳み椅子」を持っていくのはどうか。
これはやや嵩むのと、なんとなく老人っぽく見えるので(普段でもそうなのに…)手をこまねいている。

次が「所謂、銀箱を使う」というもの。
これだとなんとなくカメラマンっぽいし、年齢も関係ない。
ただし、重い。
使い勝手は布バッグの比ではない。
他人にぶつけたりとかも恐ろしい。

あとは地面に布を引いて座り込むとかもあるが、微妙に位置が合わない時がある。

カタクリの撮影に行ってきたが、アクロバティックな体勢で花に近接できる人が羨ましい。
花は、モニターよりはファインダーが撮りやすいし、気分ものる。
しかし現状どうにもならないので、視点を変えてのアプローチを試みている。
同じ悩みを持つ方の参照にでもなれば幸い。

その1 三脚を使う。

カメラを三脚に固定すれば、無理な動きを強いらなくて済む。
バリアングル液晶必須。

花のような被写体だと、別付けモニターを使う方法もある。
常時モニタリングをWi-Fiで可能ならば、スマホやタブレットでも良いと思う。
大きく重くなるのが難点だが、そこは創意工夫。

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その2 焦点距離を延ばす

近くの被写体を割愛し、やや遠めの被写体をズームレンズで狙う。

カタクリのような小さな花は、本来ならばマクロで近接というのがセオリー。
しかしこれが諸事情で難しいときは、三脚にカメラを固定して、離れた地点から望遠で撮る。
節分草などもそうだが、斜面に生育していることが多いので、下から仰ぐ形で撮影が可能なときも多い。
光の回りが良い場合も多く、個体の状態がよいことも多い。

ただし、被写体が遠くなってしまうので、焦点距離を少し長めに変更しないと、小さく写ってしまう。
二種類の望遠ズームを持参するなどして対策する。

今回は「2」を失念してしまっていて、花が小さく写ってしまった。
75-300の望遠ズームも持っているのだが、あとのまつり。

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クローズアップにも独自の味があるので、すべてOKというわけにも行かないが…これでもハンデを減らすことは出来るだろう。

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