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遊撮だろ?

旅に出てパチパチと写真を撮ること。
…スナップ、という言い方も出来る。
記念撮影かも知れない。

その根っ子にあるもの。
それが「遊び」なのだと。
カメラという機械(おもちゃ)を使っての遊びなのだ、ということに、はたと気付いた。

きっと「焦点」はそこにある。
今まで色々な思いを込めながら撮影をしてきた。
自然風景を撮ってみたり、花の美しさを求めたりした。
面白い光景を街中に見てみたり、愛車を風景に入れて記念写真を撮ってみたりした。
…目的はそれぞれ方向性が異なっている。
ただそれはみな「遊ぶ」という事に集約されているのだろう。

真剣に、真面目に風景と向き合う面白さ。
一瞬のチャンスを狙ってスリルを味わうこと。
寂れた風景に時間というものを感じながらシャッターを切ること。
…得られる感覚は其々だけど、それが遊び…知的な遊びだと考えると、撮影する意味というものの輪郭がハッキリしてくる。

高価な機材を運んで、その重さに息を切らせること。
コンデジのズームを使って、街中をそぞろ歩くこと。
両極のスタイルの撮影で、得られる感覚は別のものだけど「楽しかったな!」との思いには違いがない。
撮影は分野や、その行動に関わり無く、楽しいという一点で共通だ。
だから機材を纏めてしまうということは、不要だと言えるだろう。

ただ、それとは異なる部分での「制約」というのを感じるようにはなってきた。
自由に使える時間だったり、体力的なものだったり…撮影の範囲というものは、時間経過と共に縮小されていくものだと知った。
それに伴う形で、機材の縮小が進んでいくことは、恐らくは間違いではないのだと思う。
…勿論、まだまだ遊び足りない!!。
これからもあちこちに出没し、撮影を続けていく予定だ。

今一番の杞憂は写真関連ではなく、移動手段だ。
寄る年波が、徐々に軽自動車の足の短さと、乗り心地の悪さを拒絶し始めている。
普通乗用車への移行が、目下の最大の懸案だったりするのだ(息)。


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