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時には写らなくても…

今日は撮影ついでに目星をつけていたカメラを買ってやろうと企み、家を出てきた。

カメラはキヤノンkissN。
シグマのズームがついていた。
大古のカメラだから、値段は嘘みたいなもの。

さあさあどこだ?何処に隠れてるんだ?子猫ちゃ~ん?とか、ウインドウ内をくまなく探してみたが…いない。
可愛いブラック・キャットはもういなかった。
く~うぅ!!。

遅かったんだ、何もかもが…とか悔やんでみたが仕方無いさ。
きっと…レンズはカビていて、ボタンが時々不良になってるような娘に決まってるんだ。
…と、自分を慰めてみた。

安いこともあったけど…ちょっと目的があって。
車内にいつも置いておきたいと思っていたのです。
壊れてもあまりダメージが無いような…それでいてセンサーサイズは少し大きなカメラが良かった。

今日のメインイベントは風景写真とかじゃなく、スナップでした。
しかも親子連れとか多いような場所だったから、コンデジで行きたかったんです。
サブとして、例え持ち出さなかったとしても、ちゃんとしたセットを積んで出るのは、少し空しいときがあるんですよね。
そういうときに役立つ(?)のです。

それともうひとつ。

イベントがあまりに寂しかった(無人ですものねぇ)事もあって、さっさと出発したは良いのですが…今年は紅葉などが超遅くて、近隣のスポットがアウトだったのです。
…このまま帰るのも残念だったけど、まわり道などしながら帰ってきました。

運転しながら、取り逃がしたカメラの事を考えていたら…実は私「デジタルEOSは、あまり買ってない」という事に気付きました。
10、20、kissNだけです。

イオスの二桁シリーズは元々好きでしたが、徐々に重さが気になりだして、それがミラーレスへ転向するきっかけにもなりました。
フィルム時代のEOS は、軽量さと操作性がマッチした良いカメラでした。
デジタルになり、大きさとレンズの値段が気になりだしてから、離れてしまった感があります。

今はメイン機はミラーレスで、それは変わり無いと思います。
一眼レフには戻らないでしょう。
ただ、キヤノンの一眼への思慕みたいなのは何処かにあって、いつも心の中で欲しているような気がします。
これはもう理屈じゃなくて、郷愁のようなものでしか無いのですが…こういう動機も、写真を撮る上では有って良いのだと思うのです。


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