powershot sx400isレビュー
コンデジ…所謂「ネオ一眼」というヤツを買いました。
キヤノンのpowershot sx400isって機種です。
存在は知っていたのですが…興味はほとんど無かった機種です。
実機を見たことも無かったのですが…実際に見てみるとこれがまた「小さい!」。
30Xズームとかの大きさじゃないな、と思いました。
見た目は少しチープというか…露出してるレンズにもコーティングは僅かで頼りなく感じるくらい。
正直、玩具っぽいです。
殊に液晶がチープで、23万画素しかないという少なさ。
昔のような「網目」は感じないけど、再生でのピントチェックは難しいです。
…それでも思いのほか見やすかったりもしますが、そこは流石にキヤノンですね。
少し撮影してみましたが…これが案外と破綻なく写ります。
UDレンズと両面非球面レンズをそれぞれ一枚ずつ使った構成なので、収差補正はデジタル処理含め、しっかりとされている感じです。
露出に関しては、やや明るめですが大きなズレはない。
ハイライトが飛びやすいのは、まあこんなものでしょう。
まだちゃんと撮ってはいないので、評価は限定的ですね。
小さいけどホールド性は良好。
操作性もまあまあ。
キヤノンは元々操作にまごつきが少なくて好印象ですが、この機種にもそれは生きています。
メモカメラとしての評価は十分及第点。
フラッシュが勝手にパカパカしないのも良い。
手持ち夜景やスイングパノラマが無いのは惜しいけど、そこはスマホでもカバーできるので問題なし。
動画も期待はしていないので(HD画質)スマホで肩代わりすれば良いだけです。
超望遠が出来るだけ破綻せずに写せる、小さなカメラ。
そういうカメラが欲しかったので、目的はほぼ達成出来ているかな?という感じです。
…しかしこのカメラ、四世代まで作られていて(430isまである)代ごとにどんどん進化し続けるのが驚きです。
ズーム倍率も、レンズ構成も、センサーの画素数も変わります。
なのに何故かモニターだったり、画像エンジンが変わらなかったりもするのが不思議です。
ある意味硬派?なカメラですね。