代打、スマートフォン!
過日、栃木県の大谷町に行った事はこのnoteにも書きました。
大谷資料館にも行きましたが、その際に愕然としたのが「スマホとデジカメの性能差」でした。
カメラの方はオリンパスのE-PL3に、25ミリF1.8の標準レンズをつけたもの。
スマホはiPhoneSE2です。
…中はほぼ真っ暗で、照明が無いと歩けないくらい。明るい標準レンズをつけていても感度上限で、とても見られるような画像にはなりません。
センサーサイズは遥かに小さいiPhoneですが、これだけの闇でも良く写るのには驚愕させられます。
秘密は「HDR」にありそうで、ソフト的に画像をレイヤ処理する事で感度を稼いでいるのでしょう。
その処理が抜群に上手いのです。
これからのデジタル写真は、もちろんハードもそうですが、ソフトによってハードで叶わなかった性能を引き出す方向に行きそうです。
画質的にはどうしてもナローな、階調の狭い絵作りになりますが、スマホ用にアップする程度なら、むしろ鮮やかで見栄えが良いようです。
ただ、やはり本気でスナップシュートする分にはスマホは役不足です。
専用機は写真を撮るために生まれて来た存在なので、その機動力には敵いません。
しかしもう「スマホなんか使えないよ!」というセリフは吐けないでしょう。
むしろ頼りにしているというか…二軍選手では無く、控えのベンチ入りピッチャーというところで、ピンチに活躍が期待できる戦力の一人になりました。
パートナーがまた一人増えたという事になりますね。
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