コンデジが消える
写真の事で今気掛りなのは
「コンデジはこれからどうなるの?」
…ということ。
スマホのカメラ能力がかなり向上してきて、スマホのモニターで見るなり、4Kのテレビで見るなりしても破綻がほぼ見受けられないレベルまで来ている。
自分が使っている「iPhone SE2」あたりでも、夜景撮影においては高倍率コンデジを凌ぐ描写を見せてくれる。
全く、この薄っぺらいボディで大したものだ。
夜間動画もHDRのお陰で大層良く撮れる。
素晴らしい存在だし、スゴいカメラだとも思う。
…でも、やはりカメラじゃない。
思うように振り回せず、集中が削がれる。
肝心な時にアーッ!と声が出るような時もある。
まだ持ち歩くならコンデジにしたいと思う。
機能で劣っても、使いこなしで上回っている。
そのコンデジだが…最近のバブル状況で、どうも凋落の途が見えてきた気がする。
新製品が全く出ない。
しかも高価で、もうおいそれと買えるような存在でも無くなってしまった。
もう10年近く新製品が出てないと言うことは、数年後にはまともにサービスを受けられなくなるということで、その場で文字通り御陀仏という事になる。
耐久性に特別優れた製品でもないから、壊れれば廃棄という道しか無い。
故に個体数は現在みるみると少なくなっており、細々と生き残っているのがオークションなどで売りに出されている。
状態が良ければ良いが、最近購入したものは得てしてトラブルを抱えているものが多く、これではとても実用的とは言えないだろう。
そう遠くない未来、このままだとコンデジは消えてしまう。
コンパクトカメラという、フィルム時代から続いた日本のスーパーな発明品は、令和の世で終わりを迎えるのだ。
なんという悲喜劇だろう?。
カメラは実用品だから、使えなければ何の価値も無い。
結局、自分はコンデジを捨てて、スマホに切り替えていく事になるだろう。
その時にまともに使えないような操作性であるなら悲しい限りだ。
せめて…液晶のボタンだけではなくて、物理ボタンがあるようなカバーは出来ないものだろうか?。
グリップ等もあるとなお良い。
…どこかの企業さん、どうかお願いします!!。