見出し画像

いきあたりばったりカメラ

…これ、思い当たる方もいるんじゃないでしょうか?。

私の場合「これ」が結構あるんです。
どこかに車で出掛けたとします。
目的地への道程の途中で、不思議な人物の銅像を見つけます。
立て札に説明書きがあり、おお成る程、となる。
当然、撮影します。
ふと上を見上げると、御堂がある。
下からだとよく見えないので、階段を上って見に行きたい。

当然、カメラを持ち出そうとします。
うわ!デジイチしか持ってきてない…すぐ戻ってくるのに、ちょっとウザい。
まあいいか、スマホのカメラでも…。

…あれ?思ったより暗い。
なかなか興味深い彫り物もあったりして。

…神社とかの彫刻を撮られた方は、お分かりだと思いますが、彩色の抜けた彫刻は木地が見えて、艶が出るんですね。
晴天時だと光る。
ハイライトになってしまえば、再現は難しい。
おまけに日が当たらない部分は暗くて、極めてコントラストが高い。
小さなスマホのセンサーでは、まともに写らないんです。
出来ればHDRが使いたくなります。

高台に登った場所から、思いがけず集落の風景が望めたりとか、地方の小さな博物館で珍しいものを見つけたりとか…ほとんど地元の人しか知らない古い工場施設に、いきなり出くわしたこともあります。

偶然の出会いを楽しみに、私は旅に出ているのかも知れません。
そういう時に手元にあるのは、そこそこ良く撮れて、構図に我慢をしないで済む、出来れば遠景にも強いコンパクトなカメラなんです。

結構贅沢な要求ですね。
今までに満点だったカメラは無いけど、近かったカメラはあります。
RICOHのCXシリーズは良かったです。
CASIOのZRシリーズも、ノイズと色再現は不満ですが、なかなかでした。

いやー、なかなか単純そうで難しいものです。
だからカメラを買い続けているのかも知れないですね。

いいなと思ったら応援しよう!