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令和4年度 小諸ふるさと遺産認定について

すくらっぷ・ブック含む、小諸を舞台とした「小山田いく作品」が、令和4年度の「小諸ふるさと遺産」として認定をされました。
詳しくは

…たくさんの方々の働きかけがあったと聞きます。
「すくらっぷ・ブック」は、小山田作品での金字塔であり、おそらくは社会的にも小さなムーブメントを起こした作品だと思います。

漫画作品の聖地の始めであり、今では経済的な意味でも重要視されている概念の始めとして、すくらっぷ…は大きな意味を持つと言っても良いでしょう。

すくらっぷ…には、聖地化や、それによる経済的活況をもたらすだけではなく
「時間を越えていくもの」
…としての要素もあると思うのです。

思春期の友情や、異性への想い。
学び舎としての学校や、学習をすることの意義。
別れや悲しみ、得ること失うことの重さ。
そして旅立ち。
…様々な、そして思春期に「体験しておきたい」出来事が、散りばめられて輝いているのが、すくらっぷ…という作品です。
それ故にこそ、時間を越えて伝わっていく強さがあると思います。

豊かさを追い求めつつ、それに手が届かないと足掻いている時代です。
果たして豊かさとは一体何なのか、また、思春期という特別な時間の中で、どうやって生きていったら良いのか…そのヒントは、この作品の中に有ります。


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