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腸活に欠かせないルミナコイドとは?【動画解説】後編

ルルミルク発売1周年記念として公開された動画腸活スペシャル対談#1「腸活に欠かせない食物繊維”ルミナコイド”とは?」の解説後編です。(解説前編はこちら)

後編解説では、以下の④~⑥を解説します。
 
① 免疫と腸は密接に関わっている
② 腸内フローラを元気にするためには"食物繊維の摂取"が大事
③ 食物繊維を水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けるのは古い?!
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④食物繊維(ルミナコイド)が腸内細菌の餌になる
⑤食物繊維もルミナコイドの一種
⑥ルミナコイドとは?
 

④食物繊維(ルミナコイド)が腸内細菌の餌になる

ルミナコイドを食べた腸内細菌が短鎖脂肪酸を産み出す

私たちの腸には、花畑に例えられて「フローラ」と呼ばれるほど多種多様な細菌が生息しています。
その腸内フローラは私たちの健康を維持するために、大切な役割を果たしてくれています。
多種多様な腸内フローラが適切なエサを食べることで、有益な物質を産み出し腸にとって必要なエネルギーを作り出しています。
その適切なエサとなるのがルミナコイドです。

⑤食物繊維もルミナコイドの一種

ルミナコイドは、食物繊維も含む包括的な新しい概念

小腸で消化・吸収されにくく健康に役立つ成分として、代表的なものは食物繊維です。
しかし、食物繊維と似たような働きを持つ成分(難消化性食物成分)は他にもあるため、これらの成分を包括した新しい概念として、日本食物繊維学会は、
「ルミナコイド」を提唱しました。

ルミナコイドは、小腸で消化・吸収されずに腸内細菌に届き、ヒトに有益な作用を産み出す食物成分で、食物繊維、オリゴ糖、糖アルコールなど、腸に良いさまざまな成分を含んだ、広い概念です。

⑥ルミナコイドとは?

ルミナコイドは食物繊維よりも広い概念

ルミナコイドの正しい定義は、
「ヒトの小腸内で消化・吸収されにくく消化管を介して健康の維持に役立つ生理作用を発現する難消化性食物成分」
です。
最近では、腸内フローラがこのルミナコイドを発酵させるので、「発酵性食物繊維」と呼ばれることもあります。

また、ルミナコイドは「プレバイオティクス」でもあります。
プレバイオティクスとは、「腸内細菌の食べ物となって健康に必要な成分の産生を促す食物成分」を指します。

ルミナコイドの持つ機能は大きく二つに分けることができます。

(1)ルミナコイド自体が持つ性質による機能
ルミナコイドは消化・吸収されにくいため、腸内でさまざまな影響を及ぼします。
特に便のかさを増やして排便を促したり、
炭水化物や脂質の消化・吸収を遅らせたりします。
糖や脂質などを吸着して、体の外に排出する働きもあります。

(2)腸内フローラの栄養としての機能
ルミナコイドは、腸内フローラの栄養として欠かせません。
腸内細菌はルミナコイドを食べることで、
短鎖脂肪酸などの代謝物を産み出します。

この動画のまとめ

腸内フローラは、ルミナコイド(発酵性食物繊維)を餌とする食物繊維をも包括する新しい概念です。
ルミナコイドを摂取することで、健康維持に必要な代謝物を腸内で産み出されます。

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