#131 名前何にしようか
もしお店をするとしたら名前は何がいいだろう?と不意に考える。
いつもの妄想。いい言葉に出会った時、それを犬の名前にしたらどうだろうとか、ロゴを作ってみて「いいやーん」とか思う。脳内で暖簾に筆書きしてみたり、後ろに Inc. とつけてみたり一通りやって現実に戻る。
わたしだけではないはず。
しょっちゅうやる割には実際に「名前をつけよう」というシーンでは全部すっ飛んで、なんか無難な感じに落ち着いちゃう。だけど新曲の題名が考えたことのある名前だった時、「ありがとう!誕生おめでとう!(拍手)」と勝手に脳内祝福ムードになる。この現象はなんなのだろう。
自分の半生を描いた映画の題名とか、そういう壮大なものではなくて
音楽なら小品と呼ばれるサイズ感のもので、イメージそのものを体現した言葉。いつもそういうのを探している気がする。
ちなみに「白」や白を指す意味の言葉にぐいぐい惹かれる。
余白とか、飛白、清白とかすいっとしててきれい。
ふわっとしたものも好き。
白はつかないけど、静謐さ、牧歌的な、という穏やかな空気を孕んだ日本語訳しにくい外国語に出会うと「あった!」と嬉しくなる。serene とかね。えっと、他はいま思いつかない(記憶力)これは本で知るよりも、アルバムのタイトルだったり、動画のキャプションなんかから見つけることが多い。
常に文字活字を探している類の人ではないけれど、形容し難い感情とか言語化しにくいことを内包した言葉っていいよね、っていう話でした。
オチは、、ありませんでした。
るる