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#12 がんじがらめにはしない

今日は先日受けたマインドワークの感想レポートを貼り付けることにします

ワークのテーマは「"わたし"の見つけ方」

先生とメンバーの方のお話を元に
散らかりまくっていた考えを
なんとか繋げて文にしてみた。
今日は長め。



わたしの経験を少し開示してみます。
今回残ったワード「親の呪い」について🔮笑

結論:このワークを通してはっきりしたわたしの目標は
【守りたいものがあっても
 それをがんじからめにはしない】
です。
もうできている方が羨ましい…!

散らばった思考を並べていると
「周りの要素を減らす」キッカケになったことに思い当たりました。
体中から鱗がぽとぽと落ちるように、自分の肌が見えてきた時楽になったのに
また見えなくなって来て焦っていました。
でもらせん階段を昇っているのかと思えば少し力が抜けました。

・・・

ミカさんがお話しておられたのと同じく、
“わたし”を探しているのに親の声が聞こえる、顔が浮かぶことがあります。大好きな両親であるが故に、親子とは…と考えさせられることも、勿論腹が立つことも。笑

「毒親」「親ガチャ」など親に対するネガティブな言葉が多く生まれた昨今、何が背景にあるのだろうとぼんやり考えていました。
親は選べないし、(自立するまでは物理的にも)逃れられないものだということ、子は親の所有物ではないという主張のようなものも感じます。都合よく何かしらを親のせいにしてしまいたいが故この考えが浸透していってしまうのかもなぁという気もします。

子供を産んで親になり、わたしは新たに悩むことになりました。今度は自分が親の立場になり、この言葉を見つめることになります

お腹に命を授かった瞬間から、母親としての責任を担います。急に始まる重大なミッション= 子育て。
より良いと思う選択を重ねているけれど、彼には彼の意志があります。まだ操作できてしまう年齢なので、ついわたしの都合で枝を整えてしまうことが少なくなく、その度に未来の彼に「じっ👀」と見られているような苦い気持ちになります。
わたしは彼の中に"わたし"を見出しているのかもしれないからです。

・・・

話は少し変わります。

私の結婚は両親にひどく反対されました。
でもしぶとく(笑)わたしも反発し続けて、最後は円満に承諾を得ました。
今の夫と交際し、恐らくわたしは親の思う娘ではなくなったのだと理解しています。つまり「親の思い通りにならない娘に変化したこと」が彼らのショックだったのだろうと思います
うちの場合はやさぐれ娘が家を飛び出し、親との距離をとったことで「親離れ・子離れ」がやっとこさできたのではないかというのが結論です。
やれやれ。
(今はみんな仲良しです)

・・・

親になって決めたことの一つは
「子を守りたくてもがんじがらめにしない」
ということです。

人は自分が経験してきたことしか知らないし、無意識にその中で答えを見つけようとします。悪いことではないけれど、知らないことを拒絶するだけでは世界は広がらない…
別に広げるつもりはなくても、「そういうこともあるのね」と受容することは大切。わたしの両親は私の中に彼らの価値観を悪気なく投影していたのかもしれません。わたしの中から出てくるものを映す為の幅が狭すぎたかも。

教育や多様性の受容などのトピック対してアンテナが立ってしまうのは、知らないことを映せる幅を狭めずに、そのままの世界を息子に見せたいと思うからだと思います。
でも大切なのは、彼との距離を適切に保つこと。ズッコケるところも、穴にハマるところも、少し離れたところから眺めていられる余裕が欲しい。

親の顔を見て自分でペタペタ貼り付けていたウロコをえーぃと剥がして、取り外し可能なお面を持つもよし、たまには派手な衣装で圧倒するもよし。
だけど素のままのわたしで寝っ転がれるそんな場所を1つ確かにもっておいて、わたしも家族も縛らない。
そして家の中にいつものんびりぽかんとした気配があるようにしたいなぁと思いました。

ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございます。いつか素のままのるるに会いに来てくださると嬉しいです。

るる


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