01.上がらない日のやり過ごし方
上がらない日がある。気分だったり、体調だったり、よし、やるぞ!というやる気が起きない日、とにかく「上がらない」日である。まじで何もやりたくない。できれば仕事も家事もやりたくない。ベッドの上にずっといたい。
そんなことを思っていても、仕事も家事もやらないわけにはいかない。こちらの気分など関係なく、タスクはやってくるし、締め切りはやってくるし、やらないと溜まっていく一方である。
そういう日は、本当に、ほんっとーにやらないといけないことだけ、やる。冬眠中、あるいは冬眠前の動物のように、最低限の動きで済ませるようにする。
朝はいつも7時くらいに起きるのだが、目が覚めても動かない。上がらない日の目覚めは、ああ今日は無理、と勘づいたり、前日の夜からぐったりしていて、まだそれが回復していないな、と知る。そういう時は、目を閉じてまどろむか、枕元の本を読む。スマホは見ないようにする。(せめてもの有意義な時間を過ごしたい抵抗でもある)
テレワークなので、始業の30分くらい前までゴロゴロして、のそのそと起き上がる。その時もゆーっくり起き上がって、歯を磨く。
朝型なので、ゴミをまとめたり、台所を掃除したり色々したくなるのだが、気になってもぐっと堪える。手を出したが最後、とことんやって、余計に疲れてしまう。上がらない日はタスクを極力増やさない。これに限る。
仕事もゆるゆるとやる。やり過ごすと言うのに近い。今日はダメな日、とやれるだけ、やる。
お昼と夜のご飯も作らない。傷んだものや今日使わないと…という食材があってもしょうがない、明日ギリギリ使えるかも、などと考えながら、テイクアウトや宅配に頼る。食品ロスは問題だが、自分の身体も大事なので、大目に見て欲しい。
お風呂は早めに入る。だらだらしていたらずーっとだらけてしまうので、ここのスピード感が大事になる。といいつつ、だめな日はここで寝てしまう。まあいいか、歯は磨いたし、と朝まで寝てしまうこともザラにある。
生きていくって、どうしてこんなに待ってくれないことばかりなんでしょうね。それが生きていくってことか、と思いながら、今日もお風呂に入れず、ごろごろしている。
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