満天の星空を求めた先に
こんにちは
今日はバリ島の宗教行儀の一つでもある
”ニュピ”を体験したことについて
ニュピとは
バリ島の人々はバリ・ヒンドゥー教を信仰し「ウク暦」と「サカ暦」の二つの暦に従って生活しております。ニュピは、その「サカ暦」の新年にあたり、バリ・ヒンドゥー教徒にとって最も需要な日となります。
ニュピ当日の夜明け(だいたい朝6時頃)から翌日の夜明け(だいたい朝6時頃)までは「火や電気を使わない」「外出をしない」「仕事をしない」「殺生をしない」と定められて、欲望や願いを捨て静寂な時の中で悪霊が去るのを瞑想して待ちます。
ニュピの存在を聞いてから一度は体験したい!と思った
電気も点けれないから満天の星空なんだとか・・・
電気も点けずに過ごすことなんて
島にいるほとんどの人が外出ができないなんて
旅行者も外出は許されないなんて
空港が宗教行儀のために1日中飛行機も飛ばず閉鎖されるなんて
なんて貴重なこと!!
そうして、2019年の旅はニュピに合わせてバリ島滞在計画を練ったのだ
日本でも原発のことで節電を!と言われたことがあった時に一斉に電気を使わないことも国民は出来るのかな?と思った時があった
それが、宗教行儀の一環で島内中でそんな日が1日でもある事が衝撃だったただ、バリ島は1日だけだし、全く使えないということでもないのだが・・・
満天の星空も楽しみだ!
一人で何もしない時間最高の贅沢!
と楽しみにしていたのだったが・・・・
前日、夜のオゴオゴ
オゴオゴがアニメのよう・・・
オゴオゴとは
ニュピの前夜には、悪霊を祓って神聖な年を迎えるための儀式が行われます。この儀式では、巨大な張り子の人形「オゴオゴ」が街に繰り出して大変にぎやかです。
悪霊を払い、神聖な年を迎えるための儀式
バリヒンドゥ教の良いなと思うところが
善と悪 どちらもあって、それを受け入れているところが私には魅力的でもあります
私はプリアタン村にご縁がありウブドの街中ではなくプリアタンでオゴオゴパレードを観戦することに
オゴオゴはバンジャール(共同体)ごとに作られていて日が沈む頃から少年たちが楽しそうに作製してました
迫力満点・・・少し怖い(地元のみなと祭りを思い出させる)
何体ものオゴオゴが集合
パレードが終わったらバンジャールに戻ってオゴオゴたちは焼かれていくようだったけど私たちは生憎見ることができず
バリ島のお祭り!お祭り大好きです!
帰りの迎えを待っているコンビニの前に現れた目ん玉
ニュピ中の過ごし方
当日は、ネット通信が使えなかった・・・
使える年もあったらしいが私が行った時は使えなかった・・・
ネット断食上等だぜ!
さて、ニュピの日に選んだ宿は、いつもお世話になっている宿
長期滞在すると安宿ばかりなのですが、宿でゆっくりするとなれば贅沢に行きたいのです
朝起きてみると・・・
なんと!!
雨・・雨・・・AME・・・涙
残念・・・
ただ、外からは人の声・バイクの音がしない
まさに静粛の日
自然の鳥たちの声・風の音しかしない
本を読んだり、ボーッとしたり
ただただ、部屋の中で過ごしました
近代社会だと、ただボーッとする時間すら贅沢に感じてしまう
何もしなくても良い
何かにいつも、せわしなく迫ってくるプレッシャーから一息出来る
貴重な時間でした
自分で自分にプレッシャーかけてるだけ
それにも、気付けた
そしてSNSを手放そうと決めた時でもありました
雨模様のお天気で(珍しいらしい)
満天の星空を求めた先はなかったが、次の日の澄んだ空気も素晴らしかった
次回こそはと2020年リベンジとして満点の星空を見るぞ!!と意気込んでいたのにコロナが流行りだして慎重派の私は断念したのであった
2021年も行けなそうだな・・・・
2022年のリベンジを期待して!
お読みいただき、ありがとうございます✴︎
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