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水のまち「長野 松本旅」②

今回「水のまち」とタイトルにつけたのも、松本市に行ってとにかく感じたのが「水」が豊富である、ということ。
旅検索はGoogleさんにお任せ、などと何かの宣伝文句みたいに語った舌の根も乾かぬうちに何だけれど、「実際に行かないとわからないことがある」のも事実。

将来VRが発達してどんどん世界が縮んでも、実際に行く喜びに勝るものはない、とこの令和に思う。ただ体の動く今だから言えること、でもある。
魂だけでも飛んでいきたいところだけれど、まだ生身の体がある私。体験したことをまとめてみる。

まず松本駅近くでも、お土産物屋さんの中にこんなふうに「湧き水」のサービスがあったりする。湧き水なのだからフリーなのは当然・・・な訳ない。このように整えて風情あるように見せ、紙コップも用意してくれている。ありがたい。

ありがたいフリー試飲

驚くことに街のあちこちに、湧き水があってフリーで誰でも汲めるようになっている。私はしなかったけれど、ペットボトルなんかを持っていれば、水に困ることはなさそう。まぁ常識の範囲内とし、飲めるかどうかちゃんと確かめる必要はあるけれど、夏場、暑い最中に手首に水をかけられるだけでも嬉しいと思う。

温泉を引湯しているとは

トイレの近くに温泉に手を濡らせたりする。諏訪大社近く。

がおー

こちらも諏訪大社近く。

ご利益ありそう

諏訪大社近くではあるけれど、通りがかりのとある場所。何気なくこういうところがわんさかあって、あっついお湯が出ていたり、とにかく湯水に事欠かない。

向こうに行けば行くほど熱い

こちらも諏訪大社近く、下諏訪駅から徒歩圏内の足湯。この日は午前中に行ったらラッキーなことに誰もいなくてぼうっとのんびり浸かる。こういう時間が旅では贅沢だし貴重。歩き疲れた足がとろんで解けていく・・・もちろんタオルを忘れずに。

みなさん「アチチ」と言って去っていく

こんな掛け流しの湯場(と言っていいのか)がとにかくあちこちにあって、回りきれない贅沢。これが何気ない場所にポツポツあるのはすごい。
こちらにも手を差し出してみたけど、熱くてさわさわと撫でるくらいしかできない。

水音が爆音で流れているけれど落ち着く。なんだこれは

川の流れも迫力があって、水がどうどうと一方向に流れるのって、安らぐー。
勢いが凄くて、遠くからもう水音が聞こえてくるのだけれど、吸い寄せられるように近くまで行ってしまう。海も好きだけど、川は落ち着くー。

初日から思っていたけど、水が合うせいかお通じも順調。
旅先にはない奇跡に、やはりこれは奥底で眠っている少女の私がざわついてるんだなぁと感じる。

ということで現地の水、ハイボール、ワインも飲んだ。
この「城下町の湧き水」がやたらおいしくて、チェイサーのつもりで買ったのに、お酒を凌駕する勢いでうまうまでした。これ販売した人天才か。当然お土産としてもキャリーケースに忍ばせた。

水についてはもっと書きたいけれどとめどないのでこの辺で。
ここで連呼した諏訪大社の話はまた後日。

つづく

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玉置ゆう
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