【一生の関係を築く】愛情をつなぐ「尊敬」のトリセツ
みなさん、こんばんは!
るる👾(@lulu_re_love)です。
先日、質問箱にて以下のご相談に回答しました。
今回は、質問のテーマであった恋人関係における「尊敬」について詳しくお話したいと、noteを書くことにしました。
「尊敬」は、恋人やパートナーと長く付き合っていく上でとても重要なポイントです。
「お付き合いがいつも短くなってしまう」
「今の彼とうまく付き合っていきたい」
「長い付き合いで惰性を感じている」
という方は、ぜひ参考にしてください。
■異性的な魅力には賞味期限がある
なぜ、将来的な関係のために「尊敬」が必要なのでしょうか?
男性性・女性生(性的魅力)が衰退したあとも、一緒にいたいと思える半永久的な材料になるからです。
男として女としてのような<異性的な魅力>は、歳を重ねるごとに衰えていく、賞味期限つきのものです。
どれだけ努力しても、せいぜい進行を遅らせるくらいのもので、どうしても男性の頭は薄くなってしまうし、どうしても女性の胸はしぼんできてしまいます。
生物である以上は不可抗力。
だから、男としてああだこうだ、女としてどうこう、という見方だけでは、時間が経ったらいつか絶対に相手を魅力的に思えなくなる。
魅力がなくなったら一緒にいたいとも思えなくなる。
そしたら、この先はないですよね。
とはいえ、ほとんどの男女の恋愛の入り口が<異性的な魅力>であることもまた事実です。
交際する過程で、お互いに人としての敬意を持ちあえるようになれなければ「別れ」が訪れ、少なくともあなたが相手に尊敬の気持ちが持てれば将来を一緒に過ごせる可能性が高まります。
■「尊敬」は男女の愛情を育むエネルギー
男性はとくに、生まれたときから「男は強くあれ」という抑圧の中で生きてるため、少しでも弱いと思われないよう「プライド」や「建前」という鎧をかぶっています。
そのため、女性よりも「尊敬されたい気持ち」が強いです。
よく男性は「頼りにされると喜ぶ」と言われますが、これは「頼る」という行為が尊敬ありきで成り立つものだから。
逆に言えば、男性は自分に敬意を感じられない言動に敏感です。
なので、意中の彼がどんな相手であれ、自分が好きでうまくいきたいと思うなら、相手に尊敬の気持ちは必要不可欠となります。
だからこそ男性もまた、女性をパートナーに選ぶ際に「尊敬できる魅力があるか」を重視しています。
また女性の場合、最初に恋愛感情(ときめき)がなくとも「尊敬」を感じられると、男性を好きになれる可能性があります。
※生理的に無理な場合は無理!
友達からお付き合いに至るのは、「尊敬」が先にあり、友達として信頼関係を築く過程で恋愛感情が芽生えたケースでしょう。
ときには友情を恋愛感情へと進化させる、その大事な材料になるのが「尊敬」なのです。
■「尊敬」は相手の○○を受け入れる器
単純な友達付き合いや仕事付き合いなら、相手を尊敬できなくても関わる頻度をコントロールしたり、「仕事だから仕方ない」と割り切れれば、特に問題になることはありません。
しかし、恋愛では話が異なります。
「好きな気持ち(恋愛感情)」がゆえに、尊敬できる・できないに関わらず一緒にいたいと思ってしまうからです。
尊敬できない相手と頻繁に一緒にいるようになると、相手の不満ばかりに目がいくようになります。
しかも、尊敬できないがゆえに(もしかしたら自分のことを棚に上げて)まず相手に不満をぶつけてしまうのです。
つまり、好きで一緒にいたい、かつ自分に居心地よく一緒にいたいがために、自分のことをさて置いて一方的に相手に改善を求めてしまうということ。
自分の相手に対する見方が未熟なのか
相手が不満を言われてもおかしくないほど未熟なのか
人それぞれの状況は違うでしょう。
しかし、いずれにせよ「尊敬」の気持ちが持てないと、価値観という正しい・間違いがない問題で、自分の正しさを押し付けようとしてしまったり、相手の正しさに聞く耳を持てなかったり、長い付き合いでは絶対に欠かせないコミュニケーション(信頼関係の構築)を疎かにしてしまうのです。
例えば仕事で尊敬できる人がいたとしましょう。
仕事がうまくいかないと感じたら、尊敬できる人に「どうやったらうまく仕事ができるようになるか?」と純粋に頼ってみようと思いませんか?
もし仕事の中で尊敬できる人と意見の食い違いがあったときは、自分のほうが絶対に正しい(他の人からの賛同もある)と感じても、「尊敬できる人はなぜそういう考え方をするのか?」と聞いてみたくなりませんか?
「尊敬」の気持ちが持てないと、たとえ恋人であっても、相手を頼りないと感じてしまったり、「どうしてそうしたのか?」と相手の考えを聞いてみようという姿勢が持てません。
だから、自分が正しいと言わんばかりに価値観を押し付けてしまう(相手に改善を求めてしまう)ようになるのです。
いつも「ダメダメ」なんて否定的な指示しかしてこないと上司とずっと働きたくないと思うように、「ダメダメ」という否定的なコミュニケーションしかできない恋人関係が続くはずがありませんよね。
尊敬は、相手の不満を受け入れる器とも言えるのです。
■意中の相手に「尊敬」できるようになるためには?
相手に「尊敬」の意識を持てるようになるためには、簡単に言えば"人として良いところを見つけられる視点を磨く"ことです。
だからよく、人の良いところを見つけやすい人は人を好きになりやすいと言いますよね。
良いところと言っても、尊敬の場合は「自分にはないところだな、見習いたいな、自分の人生に取り入れたいな」と思えるようなところです。
つまり、他人が良いと言うから、一般的に良いと言われているから、ではなく、自分自身にとってメリットや学びであると確信できないと、心からの尊敬はできません。
基本的には、今の自分の価値観を基準にしたときに相手へ不満を感じるわけですから、自分の価値観の中だけで考えを改めようと思っても難しいのは当たり前。
だから、自分の価値観の一歩外へ出て、一般的な善悪の先入観や自分の感情のフィルターを取っ払って客観的に相手と向き合う必要があるのです。
物事はほぼ必ず表裏一体。
あなたが相手に抱く不満も、別の視点から見れば立派な魅力なのです。
まず、不満と思われる部分を魅力に変換できる視点を養いましょう。
とはいえ、客観的に相手の尊敬できる部分を見られたとしても、その結果を自分の"心"が受け入れられなければ意味がありません。
頭ではわかっているけど心が受け付けない、ということですね。
そのため前述したとおり、相手の魅力(不満の裏返し)が、今後の自分の人生において確実にメリットや学びになると思えないと、相手を本当の意味で尊敬することは難しいでしょう。
そこまで相手のためにしたいと思うなら、<感性を磨く必要がある>とツイートしましたが、この話はまたどこかの機会で。需要があれば。
ツイートで一連の流れはお伝えしてるので、ぜひご覧ください。
話の大筋はほぼほぼお伝えしてるので、これだけでも十分に理解できるかと思います。
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