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お子さんは膝の上に


その言葉にずっと違和感を感じている。
赤ちゃんならともかく、自分で歩き出すようになって、自我が芽生えた子供は、もう一人前の人間だ。
母親の膝の上にと言うのは、子供を1人の独立した人間ではなく、親の付属物としてみなす日本の風潮が現れているとしか思えない。
優先席に子供が座るには、れっきとした理由がある。
大人よりも持久力がなく、体も未発達だから、疲れやすく、また、怪我をしやすい。
混んでいる時でも、ラッシュアワーでも、子供1人の人間。
大人が守るべきものを守れなくなった時、社会の崩壊がさらに進むことを、多くの人に知って欲しい。
子供が私たち大人より、小さいのだ。小さい体で精一杯生きているのだ。

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三条(菊川)露路
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