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大学生だった

大学で社会学系専攻したけど、国際政治学や、宗教学、言語学、哲学、異文化コミュニケーション、比較文化論、メディア論やら色々やっといてよかったわ。リベラルアーツの大切さを、今ひしひしと思う。

あのカリキュラムの必修科目の中身(と教員達)はどうかと思うところもあったけど、それでもまぁ、なんだかんだ言って今も役に立っている。(いや今だから)?

私立だから学費無駄に高かったけど、(何なのこれ?と在学中に思っていたことが、後から証明された。学費付近から、裏金がいっぱい作られてたよ)。
大体の先生はのんびりしてたし、ひたすら質問しても怒られなかった。それが1番嬉しくて新鮮だった。

ほとんどのテストは、ノート持ち込みオーケーで、丸暗記じゃなかったのも幸いした。
あのテストの量、どうやってクリアしていたのか、今はもう全く思い出せない。

1科目だけ無関係の生徒の連帯責任で、ノート持ち込み禁止になったけど。今だったら大問題だよね。

なにそれ。意味わかんない。
おしゃべりしてた人たちだけノート持ち込み禁止にしてよ。

当時でも問題にできたのかもしれないけれど、保守的で超絶管理型の大学だったので難しかっただろうな。(あそこには、学生自治なんて、概念すら存在しなかった)。

大学の図書館にアレルギーで入れなくても、(言っても無駄だと思い改善は諦めた。施設使用料何のために払ってたんだろう?壊れたパソコンもプリンターも事務にに言ってもも、なかなか直してくれないくせに、噴水とかオブジェとか、変なもんばっかり作ってたなw)。
近所の図書館で関連図書読めたし、似たような本読んでレポート書けば、問題なかった。(辞書まで指定する先生もいたらしいけど、私はそういう教員に当たらなかった)。
赤点とっても補習が手厚かったし、学食も最高だった。今も思い出す。あの定食。そして日替わりや季節限定の麺!

授業には、大体には満足してるけど、もっと生徒が自分で作る参加型の授業があったらよかったなと思う。自分で決めて動けるから。

カリキュラムももっと自由に組めていたらなとも思う。他の学部や大学の授業にも出て、単位交換したりとかさ。

今はできるんだよね。時代は変わった。うらやましいよ。
必要単位は、卒業前に取り終わってたし、就活もしてなかったから、好きなことをもっと思いっきりやりたかった。
1番体力がある時期だから、こそ、チャレンジができることっていっぱいある。

受け身型の授業は、睡眠学習ができたから、それはそれで便利だったんだけど。(1限はきつかった…)。

研究室のドアは大抵オープンだったし、いついっても先生たちは真面目に勉強してると喜んでくれた。

今はもうあの熱量は残ってないけど、できればもう一回勉強したい。
大学じゃなくて、大学院で。勉強したいことは2つある。分野全然違うけど。

心優しい誰か、どうか私に体力と気力を分けてください。

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三条(菊川)露路
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