見方を変える、角度を変える。
ジェンダーと言う表現を使わない方が、ジェンダー平等が伝わりやすいこともあると気づいた。
昔のお母さんは、今よりもうんと虐げられていたとか、女の子は、男の子よりも1段低い地位にいた、とか。
女性は家族のために強制的に売春させられたり、口減らしのために捨てられたりした、だとか。名前すら適当につけられていた、とか。
自分で作ったご飯を1番最後に食べて、朝は誰よりも早く起きて、夜は誰よりも遅く寝る、とか。
学校に行かせてもらえず、小さい頃から近所の家や親戚の家に働きに出されたり。実例にはいとまがない。
現代にも、そういう事はある。男の子ばかりを贔屓する親。女の子ばかりを、可愛がる親。
美輪明宏さんは、ジェンダーと言う言葉を1つも使わず、昔の母親の立場を一言で表していた。お母ちゃんは、影に隠れているものだったと。常に日陰の存在だったと。
少なくとも私には、こ難しい言葉の羅列や、よくわからない外来語よりも、そちらの方が響いた。
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