友人たち

あまり使わないInstagramを見ていて、そういえばファッションデザイナー兼コンサルタントが留学時代の仲間にいたなぁとふと思った。

留学先のドイツの彼女の自宅にはアトリエがあって(私は行ったことがないけどFacebookで頻繁にあげていたので知っていた)そこでデザイン画を書いている事も、服を作っていることもは知っていた。
その後、パリのファッションスクールに入学して、ハイブランドで働いていたことも知っている。(上司)にデザインを盗まれたらしい。


ファッションとは1番遠い位置にいる私がなぜ繋がってるのかわからないけど、私は今の彼女が好きだ。

自分とは全く違う生き方をしているからこそ好きなのかもしれない。私は私でいわゆるインフルエンサーになることに興味はないし、自分の写真を撮ることもを撮られることも苦手だ。そもそもセルフィーはガラケー時代に散々やって、撮り飽きたと言うのもある。

彼女が離婚して、自分らしく生きるようになってから、私にとって憧れだった彼女の苦しみが理解出来るようになった。

ドイツ時代の彼女は良き母、良き妻で、今とは違った形でエレガントだった。

成績はいつもトップクラスだったし、オシャレなマダム。
だけどどこか肩肘張ったような、人に心を許さないような、どこか冷たい感じがした。笑っったところもあまり見なかった。

でも今、彼女はキャリアの追求に理解を示さない年上の夫と別れ、新しいパートナーとも出会い、笑顔が増えた。

以前のようにクラシカルなマダム風の服装もしなくなったし、タトゥーも入れた。
友人達とお酒を飲んだり、夜遊びをしたり、人生を目一杯楽しんでいる。

もがれた翼を自ら取り戻した彼女に、心からのエールを送りたい。

追伸:私の夢が叶ったらになっら、最初のドレスのデザインはあなたに任せるから、私のサイズは見ぬ振りしろよ!私は女優兼リアルサイズモデルとして売りたいんだからね!

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三条(菊川)露路
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