凡人だから「好き」を追求しよう
私が好きなのは服を縫うこと。
当たり前のように結婚と子育てをして
40半ばで気付いた「好き」なこと。
昨日つんくさんのnote
「凡人が、天才に勝つ方法」を読んで
そうだ!そうなんだ!
と納得しました。
もともと凝り性だから、必要に迫られていろんなことを全力でやってきたけれど。
そんな中で失敗を繰り返しながらも、それなりに上達したのは料理、パン焼き、野球のサポート食。あとパソコンもちょっとだけ。
特に料理関係は失敗の連続だったけれど、昭和生まれの田舎育ちで根気はあったみたい。そして何より母の美味しい料理を食べて育ったことは大きかった。
結婚当初は料理ができなかった私
私の母は料理が上手で台所は母の城でした。
私が台所を使うのはお菓子作りだけで
結婚前に作れた料理といえば
「なんちゃって味噌煮込みうどん」のみ。
結婚する時、母は不安だっただろうな。
「きょうの料理」を2年間定期購読すればなんとかなるよ。
と言う母の言葉を信じて修行のように台所仕事をして、おせち料理も実家へ手伝いがてら習いに行きました。
そして食の細かった娘に焼き始めたパン。
独身時代に習いに行ったパンを自分なりにアレンジしたり、たくさんの本を参考にしてあらゆるパンを焼きました。
息子が野球を始めたのをきっかけに野球食も勉強して、海老久美子さんの本はボロボロになるくらい。
子どもたちの学校でも部活でもたくさん役が当たったので何となくパソコンと一眼レフも使えるようになったり。
ヤル気さえあればそれなりにできるようになるものですね。
ただ、これらはどれも本当に「好きなこと」というより全力でやってきて「得意になったこと」でした。
下の子の高校卒業と一緒に私も「〇〇くんのお母さん」を卒業。
よし、これで似合わないデニムともおさらば!
ずっと着たかったワンピースを着るぞ。と意気込んでいましたが、着たい服や着れる服がなかなか見つからなくて。
世の中のファストファッションブームは私の年齢には辛いです。
かと言って百貨店でお直し込みで服を揃える余裕もなく。自分で縫えるようになりたくて洋裁を習い始めました。
襟ぐりのカーブやウエストの切り替えラインなど、市販の服ではお直しが必要なところも好きにできるのは嬉しいです。
まだまだ好きを形にできる技術はないけれど少しずつ技術を身につけてソーイング気分で洋裁寄りの服を縫えるようになろう。
好きなことって勉強してるというよりもワクワク感の方が強くて時間も空腹も忘れるほどに熱中してしまいます。
つんくさんのnoteを読んで。ミシンを何らかの形で仕事にできるくらいまで頑張っていこうと思いました。
これは昨年作ったお気に入り