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【ぼくの超日常#09】よくある茶畑誤解

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ぼくの住んでいる静岡県は緑茶の産地として有名だ。ということはつまり、茶畑がめちゃくちゃ多い。

茶畑様はそこらじゅうにある。
ぼくの地元地域においては、見渡す限り茶畑ですよーー。という光景はそこまで珍しくなく、なんなら茶畑か茶畑以外か。である。

ただ、そんな辺り一面の茶畑風景は静岡県のセールスポイントのひとつで、特に富士山とセットで見られるスポットは人気が高い気がする。静岡といえば茶畑、茶畑といえば静岡と感じる県民も多いはずだ。

でだ。今日はそんな茶畑に関して、県外の方と話をする中でのあるあるな茶畑誤解をいくつか書いてみる。
さっそくいってみよー!

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その1 茶葉は手摘み

テレビで茶娘の格好をした人が茶葉を摘んでいる光景がよく流されるからだと思うが、お茶を手で摘んでいると思っている人が意外に多くいらっしゃる。

手で全部摘めるわけがない。

茶畑はあまりにも広大すぎるので、ガンガン機械で摘んでいる。というか芝刈り並みに機械で刈り取っている。最盛期のGWはそこらじゅうから茶刈機ちゃかりきの轟音が聞こえてくる。これがわたしの地元の風物詩である。


その2 茶畑の謎扇風機

トップ画像にも少し写っているが、茶畑には必ず扇風機がいくつも立っていて、これを農家さんたちが涼むためのものと思っている方が時々いらっしゃる。

いや、扇風機の位置遠いわ!

これは防霜ぼうそうファンといって、その名のとおり霜が降りるのを防ぐためのファンであって、農家さんが涼む用ではない。
ちなみに、防霜ファンは夜に動く。4月くらいの遅霜シーズンの夜中にギャンギャンとファンの音がこだましているのは、わたしの地元の風物詩その2である。


その3 茶畑の立地

あまりにも茶畑が多いために、他県の人からするとそれ自体が少し面白く感じることがあるらしい。一例をあげると、コンビニの隣が茶畑!ガソリンスタンドの隣が茶畑!インターチェンジの隣が茶畑!そんなのは当たり前である。

静岡県民どんだけ茶畑好きなの?

なんて声を掛けられたこともあるが、順序的には茶畑様があったところにコンビニやスタンドやインターができたのであって、何もコンビニの隣に茶畑様を作ったのではない。そこんところよろしく。


まぁ他にもある気がするけど、とりあえず以上だ。
こういうその土地のあるあるって、沢山あると思う。静岡県本当に良いところだから一度はおいでよ。お茶刈りを見たければ、GWがオススメだ!


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100円→今日のコーヒーを買う。 500円→1時間仕事を休んで何か書く。 1,000円→もの書きへの転職をマジで考える。