【ミステリ短編】 prime number 後編
これは後編です。
【 prime number 前編 】はコチラからどーぞ。
ーーー
8 喫茶店、その向かいのビル
倉持に張り付いてからちょうど2週間が経ったその日、わたしはとあるビルのラウンジにクマオさんと一緒いた。道路を挟んで向かい側の喫茶店で、倉持が女性と呑気にアフタヌーンティーを楽しんでいる様子がここから観察できる。
わたしのイライラはこの2週間でピークに達していた。
「クマオさん、あのクズモチがホテルに連れ込んだ女性ってもう何人目ですか?わたし数えられないんですけど!というか、この尾行まだ意味あります?もうほんっとうに信じらんない!」
倉持は調べれば調べるほど、まぁ吐き気のするほどの女垂らしだった。仕事をしている時間よりも女性といる時間の方が長いんじゃないだろうか。わたしとしては、あんなキレイで素敵なテル美さんに求婚しておきながらどうしてそんなことができるのか理解不能だった。一瞬でもアイツをかっこいいと思ってしまった自分を恥じている。
「ん。あぁ…9人目だな。正確にはいま倉持といる女性はまだホテルに行ってないから8人だな。あと、尾行についてはまぁそろそろいいや。大体わかったし」
まったく!なにが大体わかったのだ。こういう時ばっかり質問に正確に答えてくれるクマオさんに対して、別にクマオさんが悪いわけじゃないのにカリカリしてしまう。カリカリついでに、思っていることをぶつけてみた。
「男の人って、どうしてああなんですか!まったく、愛はないんですか!テル美さんがかわいそうです。こんなことなら、暗号といてた方がよっぽど良かったですよ!」
クマオさんは窓の向こう側の喫茶店を眺めながらぼんやりしている。ぇえ!?無視ですか!?そう言おうとした時に、クマオさんがポツリとつぶやいた。
「まぁたしかに…愛は罪悪だよな」
その言葉があまりにもクマオさんらしくなくて、わたしは怯んだ。ちょっとイライラにまかせて言い過ぎたかもしれない。少し反省した。ここはちゃんと謝っておこう、そう思っていたらクマオさんが唐突にこんなことを言い出した。
「まぁ今日の尾行はこの辺りで終いにしよう。ところでお前、今日このあと一緒に飯でもどうだ?おれ一度家に帰って着替えてくるから、18時に事務所で会おうか」
なんと。急にやってきた尾行終了のお知らせも驚いたけど、こうしてご飯に誘われたのがはじめてだったので、それもかなり驚いた。特にイエスの返事をしていないのに勝手に話が進んでいるのはいかにもクマオさんらしい。別に断る理由もないし、いつも夕ご飯はひとりぼっちだったから誘われたのは純粋にうれしかった。そして、その後にオマケみたいに添えられたクマオさんの一言に、わたしはさらに驚愕した。
「つーかお前、まだあの暗号解けてなかったのな。飯食いながらついでに教えてやるよ」
ユキ子のメモ帳 2021.12.04 Sat
日 付 2021.11.21 〜 12.04
内 容 倉持の尾行
詳 細
仕事中の不審な点なし。仕事が終わると常に女性と会っている。場所は財閥の運営するHotel Neo KURAMOCHI系列を主とするが、日によってまちまちである。少なくとも8人と肉体関係を持っている模様。クズモチ。
9 Hotel Neo KURAMOCHI①
ヤバい。
最近ではこの単語を肯定的に使うこともあるらしいが、わたしが言っているのはデンジャラスな方だ。そういう意味で、完全にヤバい。
わたしは倉持に拘束され、今現在なんとホテルの一室に連れ込まれている。先ほどから倉持は廊下で誰かと電話しているが、それが終わったら確実に恐ろしい何かが待っている。
なんでこんな事になってしまったのか。話は1時間ほど遡る。
+++
クマオさんから夕ご飯の誘いを受け、わたしも一度家に戻って身支度を整えることにした。こういう場面で一体どんな格好をしていけばいいか、社会人になってから初めてのことだったので最高に悩んだ。悩んだ挙句、まぁクマオさんだし別に何でもいいか!と、そう思う事にして、一番お気に入りの一着を選んだ。
エドガー探偵事務所に向かう道の途中だった。交差点で信号待ちをしていると、視界の端に見慣れた何かが映った気がして、何の気なしにそっちを見た。
やっぱり、倉持だ。2週間も延々と付けていたから、一見するだけで確実に奴だと分かった。そのまま視界の端で捉え続けると、倉持は例によって例のごとく女性を連れているようだった。クマオさんとの待ち合わせもあったし、わたしとしてはその女性が先ほどの9人目だろうが別の10人目だろうが気にしなかったはずなのだが、気付けばわたしは自然と倉持を付けていた。だって、倉持の連れているその女性が、テル美さんだったのだ。
後を付けてどうしようかなんて考えていなかったけれど、とりあえずホテルに入り込もうものなら絶対に止めようと、それだけは思っていた。尾行して10分くらいだろうか、結局ふたりは最寄りの駅まで歩いて行ってテル美さんだけがタクシーに乗り、倉持ひとりが残るかたちとなった。
あぁ…何にも無くて本当に良かった。そんな気の緩みがあったんだと思う。さて、クマオさんとの待ち合わせに遅れてしまうと思って方向転換しようとした時に、後ろから声をかけられた時は驚きで飛び上がるかと思った。
「ねぇ、そこのかわい子ちゃん。君、この前にテル美ちゃんの家にいた子だよね?さっきからぼくのことずっと付けてきてたけどさ、そんなに気になるならこのあと一緒にご飯でもどう?それとも………後を付けてくる不審な人がいますって、今から警察呼んでもいいけど?」
+++
今から考えれば、適当に知らん顔して逃げれば良かったのかもしれないのに、その時のわたしは尾行がバレた困惑と、倉持の鋭い眼光に完全に萎縮してしまっていた。まさしく、やらかした。その一言に尽きる。
言われるがままタクシーに乗せられて、倉持財閥の運営するホテルに顔パスで入り、こうして今やたらと広いホテルの一室に連れ込まれている。
どう考えても、夕食だけ一緒に食べたら帰してくれるような雰囲気ではない。あぁどうしよう。何よりのピンチは、ここに助けに来てくれそうな人がいないことだ。倉持が廊下で電話をかけている今が、もっともチャンスのはずなのに、携帯で連絡を取ろうにも、一体誰に何をどう説明すれば良いのかわからない。警察か?でもどうする?なんて言えば良い?まだわたしは何もされてないのに動いてくれるものなのか?
思考はぐるぐると空回りし続け、もういっぱいいっぱいだった。部屋のドアが開く音がする。廊下から倉持が戻ってきた。
「やぁ…お待たせ。ふふ、君、探偵事務所の子でしょ?テル美ちゃんから聞いたよ。暗号解いてるんだってね。名前は何て言うの?まぁそんなに怖がるなって」
倉持は馴れ馴れしくわたしの肩に触れてくる。あぁ…ダメだ。尾行中の件もあって、もう完全に身体がこの人物を受け付けない。ちょっと触られるだけで、鳥肌が立ち、恐怖でわたしの身体は強張った。
「でもさ…おかしいよねぇ。君らの仕事は暗号解読だろう?ぼくを付けるのは筋違いだと思うんだけど、違うかなぁ。ていうかさ、ぼくを付けてたってことは、ひょっとして……もう色々知っちゃってるよねぇ」
倉持はわたしの肩に手を置いたまま、ゆっくりわたしの背後に回ってくる。そのまま後ろから抱きついてきて、耳元でこう囁いた。
「君の弱みも…握らせてもらわないとね」
わたしは心の中で絞り出すように叫んだ。
クマオさん……助けて。
10 Hotel Neo KURAMOCHI②
倉持はわたしをゆっくりベッドに座らせ、部屋の電気を薄暗くした。わたしのジャケットに手をかけ、するりと脱がせる。
怖い。無理だ。拒絶しようにも、どうしてか声が出てこない。ドッドッとどこからか何かの音か聞こえてきて、それが自分の心臓の音だと気付いた。音はものすごいスピードで鳴り続け、どんどんそのボリュームを上げていく。
倉持の呼吸がすぐ近くに感じる。あぁ駄目だ。諸々の感覚が徐々に剥離していき、まるで自分の身体が自分のもので無くなっていくかのようだ。
わたしの視界はすーっと狭まり、意識までもが白みはじめた時だった。
とても遠くの方でコンコンと乾いた音が聞こえる。それがドアのノック音だと気付いたのは、こんな声が聞こえたからだ。
「配達でーす!」
今のわたしの置かれている状況にまったくそぐわない、お気楽な配達員と思しき男の声が聞こえてくる。倉持ははじめは無視していたが、あまりにも配達員が何度もノックするので舌打ちしてドアの方へ行ったようだった。
今だ。逃げなければ。そう思うが、まだ身体に力が入らない。よたよたとベッドからずり落ちるので精一杯だった。なんとか這ってドアの方へ向かおうとすると、倉持の慌てた声が聞こえてきた。
「おい!お前、何だってんだ!入ってくるな!おい、聞こえてんのか?」
わたしがなんとか重たい頭を上げると、目の前にはびっくりするくらいの大男がいた。顔は暗くて見えなかったけれど、大男がわたしの近くにさっと寄ってきて、その声を聞いたら涙が溢れて止まらなかった。
「おい、森野!大丈夫か?何もされてねぇか?」
泣きながらも、うん、うんと首をなんとか縦に振る。いつもの聞き慣れた声、わたしのことを呼ぶ時はいつもおいとかお前とかなのに、時々ちゃんと苗字で呼んでくれるその感じ。間違いなくいつものクマオさんだった。
倉持は大分イラついているようだった。きつい口調でクマオさんに食ってかかってくる。
「おいお前、人の部屋に勝手に上がってきてどういう神経してるんだコラ!っておい!聞いてんのか!」
倉持がそう言って、わたしの前に跪いていたクマオさんの背中を強烈に足裏で蹴り飛ばした。が、クマオさんはビクともしなかった。「正当防衛だよな」そう小さく呟いてゆっくり立ち上がると、次の瞬間には倉持めがけて強烈なハイキックをお見舞いしていた。
なんかすごい音がした気がした。しばらくすると部屋が明るくなって、そこには顔面を蹴られた倉持が伸びている。そこまで確認してようやく、助かったのだという実感が湧いてきた。身体にはまだ力が入らない。
クマオさんは倉持の脈やら何やらを確認しながら、わたしに聞いてくる。
「倉持をお前一人で付けたのか?」
本当に怖かったから、まだ嗚咽が止まらない。鼻水も大量に出てきて、顔がぐちゃぐちゃなのがわかる。クマオさんが来てくれて本当に良かった。ありがとうございますと、そう言おうとした時だった。
パァン!
一瞬何が起こったか分からなかったけれど、すぐにほっぺたがすごく熱くなってきて、わたしはクマオさんに頬を叩かれたのだと気付いた。
「ばかやろうが!あんだけ一人では付けるなって言ったじゃねぇか!」
そんな剣幕で怒られるのなんて本当に久しぶりだった。わたしの頭もようやく思考が回るようになってきて、自分がしてしまった大きなミスを理解した。クマオさんは、じっとわたしの目を見つめている。心なしか目が潤んでいるようだ。
「お前が無事でいてくれて良かった」
クマオさんは絞り出すようにそう言って、わたしを抱きしめてくれた。
11 月山邸
結局あれから救急車と警察が来て、わたしは嫌というほど事情を聞かれた。警察にはわたしが尾行していたことのみを伏せて、その他はすべて本当のことを話した。倉持がその後どうなったのかは知らない。知りたくもなかった。
クマオさんがわたしの居場所を突き止められたのは、わたしのバックの中に小型GPSが入りっぱなしになっていたからだった。そういえばあの日、事務所に寄らずに家に帰って身支度をしたから、返却を忘れていた。待ち合わせの時間になっても現れないわたしを、クマオさんが不審に思ってくれたそうだ。ちょうどタクシーに乗せられている時で気が付かなかったのだけれど、実はわたしの携帯に何度か連絡もしてくれていたらしい。
まぁそんなこんなで色々あったけれど、今日は月山邸に約1ヶ月ぶりにやってきた。暗号解読依頼の報告のためだ。
前回ここに来たのがはるか昔のように感じる。クマオさんはやっぱり一応よそ行きの服を着ているけれど後頭部に寝癖が付いていて、巨大な門についた小さなインターホンを虫メガネで押していた。
執事の方に案内されて応接室に入るなり、テル美さんはわたしを抱きしめて本当に良かったと涙してくれた。後から聞いた話だけれど、わたしがテル美さんと倉持を見たあの日は、実はちょうどプロポーズを断った日だったらしい。テル美さんは何にも悪くないのに、しきりにわたしに謝ってくれていた。
+++
「まぁ、結論から言うとこれはRSA暗号っすね」
クリーム色の例の暗号が書かれた紙をテーブルに置き、クマオさんはそんな感じで報告を始めた。
結局あんなことがあったし、クマオさんに暗号のことはずっと聞きそびれていた。RSA暗号?わたしの頭にはハテナマークがいくつも浮かぶ。
「この 4004 8463 1092 2912 っていうのは、全部91の倍数なんすよ。だから、これを全部91で割ってやると、意味のある数字が現れてくる」
44 93 12 32
「これは50音でいうところの、行と段を表してる。たとえば『あ』なら11、『と』なら45みたいに。で、そう考えてこれをひらがなに直すと…」
クマオさんはテーブルの上に置かれた紙にひらがなを書いていく。
て る い し
「まぁ、普通に解釈すんなら『テル美さんのいし』ってことになりますかね」
クマオさんはここまで言って、ちょっと一呼吸置いた。色々な情報が一気に入り込んできて、わたしの頭は大混乱している。え?どういうこと?聞きたいことが山ほどある気がするが、とりあえずテル美さんのいしって、意志?医師?石?なんだかもうグルグルして、よく分からないから聞いてみることにした。聞いてみたらクマオさんに軽く叩かれた。
「ったく、なんでお前が質問すんだよ!お前な、このメッセージカードはそもそも誕生日に送られて来てんだよ。誕生日でいし、なおかつこの月山邸に関係あるものっつったら思いつくもんがひとつあるだろうが」
ん?……あ、そうか!そう思って応接室から窓の外を見ると、あの巨大な三角定規が今日も大きな影を時刻の刻まれた石に伸ばしていた。たしかあの石には、時刻とともにその数字が示す月の誕生石が埋め込まれていたはずだ。
クマオさんが話を続ける。
「レツ哉さんは、7月生まれのテル美さんの石、つまり7番の石を見ろってことを伝えたいんだと思う。あと、こっからはおれの想像なんだけど、あの7番の石に埋め込まれてる誕生石だけイミテーションじゃなくて本物になってるんじゃないっすかね。レツ哉さんが生前そんなことを言ってたようだし、多分それがテル美さんへの誕生日プレゼントっすよ」
ふとテル美さんを見ると、彼女は静かに涙していた。
12 エドガー探偵事務所
「クマオさん、ひょっとして暗号のことかなり前から分かってました?」
わたしがぼんやり聴くと、ぼんやりした返事が返ってきた。
「まぁな。おれ、数列とハイキックは得意なんよ」
いや、数列とハイキックってどんな組み合わせじゃい。心の中でツッコむ。
クマオさんの推理どおり、7番の石に埋め込まれた宝石は本物だったらしい。後日テル美さんから届いた手紙にはその時の様子とともに、溢れんばかりの感謝が綴られていた。
一応依頼はこれで解決したことになるのだろうが、わたしとしては釈然としないところがまだいくつかあった。今日はヒマだし片っ端から聞いてやろうと思っていた。まず一つ目だ。
「クマオさん、なんで91の倍数だってわかったんですか?」
「テル美さんの誕生日。7月13日」
あ、そうか。7×13ってことか。納得したけれど、クマオさんからは必要最小限の返事しか帰ってこない。依頼が解決するといつもこうだ。クマオさんはおもちゃに飽きた子どものように、このことに関して完全に興味を失っている。
気にせず二つ目を聞く。
「あの暗号の一番最初にあった『a』は何なんですか?意味はないんですか?」
クマオさんはあからさまなため息をつきつつ、さっきから虫メガネを手の中でいじくっている。つまらなそうに、それでも答えてくれる。
「あれはな…まぁそのまま『あ』って読むんだろ。あれだけは他の文字とは性質が違ぇんだよ。レツ哉さんはテル美さんにぞっこんだった。それはもちろん見た目や性格の面もあったろうけどな、テル美さんに繋がりを感じてたんだろ。RETUとTERUはアナグラムなんだよ。さらにはふたりの誕生日も317と713でアナグラムになってる。だからな、あのバースデーメッセージもアナグラムなんだよ。な、森野。もうこの話はいいにしろや」
ん?アナグラム?わたしは手元にあった手帳に、例の暗号メッセージに書かれてあった文字をすべて書いてみる。
あ て る い し
どういうことだろう。色々入れ替えてみる。「てあるしい」「あしるいて」……「あいし……」
あ。そういうことだったのか。
いや待てよ。もしやクマオさん、これが最初から分かってて馴れ初めを聞いたり倉持を尾行したりしていたのか。あの時はまだ倉持がどういう人物か分からなかったから、このレツ哉さんのメッセージの真意を伝えるよりは再婚を選んだ方がいいかもしれないとかそういうことを考えてたってことか!
そう思うと、クマオさんに対する尊敬の念が猛烈に湧き上がってきた。ぼーっとしているのにすごい人だ。
あ…というか、この前助けてくれたお礼もあやふやなままだったし、なんかこの勢いで今夜ご飯でも誘ってみようかな?…なんてそんなことを考えた。あぁ…ちょっとドキドキするけど誘ってみよう。
「あ、あの…クマオさん?最後にもうひとつ、この前ご飯に誘ってくれたじゃないですか?あの…結局行けてないから、その…たとえばこ、今夜とかどうですかね?もしお時間あればなんですけど……………………あれ?クマオさん?」
ぇぇえ……!?
大男はいびきをかいて気持ちよさそうに寝ていた。
13 テル美の夢
レツさん、最高のプレゼントをありがとう。一生大切にするわ。
あなたから宝石をもらうのなんて結婚以来ね。
気付いてみればあれから25年。
あなたが生きていれば、ちょうど銀婚式だったものね。
これは死ぬまで離さないわ。
ねぇ、今日ももう行っちゃうんでしょ?
待って。今日はわたしからちゃんと言わせて。
あなたの言ってたことがね、ようやく分かったのよ。
ふふ。
わたしと一緒にいてくれてありがとう。
わたしも愛してる。
それじゃぁね、レツさん。
さようなら。
ーーおしまいーー
あとがき
これを書き終えるのに1ヶ月はかかった。あー疲れたー。はじめは軽いノリで書いてたのに、結構大変だったのでビックリしている。とりあえず書き終えた今が師走の某日25時なのでクソ眠い。寝よう。あ、寝る前に言っておこう。ここまで読んでくれてどーもありがとう。おやすみ。
ーーー
このお話の元になったぼくのラクガキ。