【日記#15】ショーパンと循環型社会
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18.Jul.2023(Tue)Sunny
こーうつ(妻)がこんなものを作ってくれた。
すっごぉ!!
高校だか中学だかの家庭科でたしかこういう裁縫的なことを習ったよーな気がするものの、今なお玉留めすらできない裁縫雑魚の代表としてマジで尊敬する。
「生地屋さんにて購入のしっかりしたコットン」でできているとのことで、もちろん履き心地はスーパーよし子さんだ。横ポッケと社会の窓は大変だからやめたらしいけど、ぼくからしたら社会の窓はどうにでもなるし、それより何より後ろにポッケが2つも付いているからそれで十分だ。
ちなみに、はじめは丈がちょっと長かったんだけど、お願いしたらあっという間に直してくれた。さらには、このショートパンツがもし履けなくなったら、ティッシュケースやら巾着袋やらの別の何かに作り替えるとのことで、我が妻のハイスペック振りに驚きまくるぼくだった。
+++
…いや、でもまてよ。
ひょっとしたら、ロースペックなのはぼくだけで、実は世界中の人々はみんなそうしてきたのかもしれない。自分たちで何でもかんでも作って、壊れたら直して、直しきれなくなったら別のものに作り替えるのが当たり前だったのかもしれない。
よく江戸時代の日本はゴミがほとんど出なかったという話を聞く。
使った紙は水に溶かして何度も漉き直し、さすがに色が黒くなってきたら塵紙なんかに使ったようだし、使い終わった塵紙さえも、燃やして燃料にしたら最後に残った灰は畑にまいたというのだから、本当に理にかなっている。
今のぼくは、何か大切なことを忘れてしまっているんじゃなかろうか。そんな気がしてきた。
とりあえずは、このショートパンツも大切に履いていこうと、そう思ったクソ暑い夏のある日。
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