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ADPCM方式(音声)とは

アナログの音声をデジタルに変換する方法としてADPCMという方式がある。
音声のデジタルデータ化として基本的なものとしてPCM方式というものがあるが、どう違うのだろうか?

ADPCMとは?

適応的差分パルス符号変調。
直前のデータの差分をとってデジタル信号に変える方式。
似たようなものにDPCMというものがあるが、ADPCMはそれを発展させたもの。

単純なDPCM vs 適応するADPCM

直前のデータの差分を使うことはDPCMもADPCMも同じであるが、DPCMはただ差分を記録していくのに対し、ADPCMは差分の大まかな予測をすることで、その都度差分の単位が変わるという仕組み。
直前の振幅の差分が大きければ、次の差分も大きいと 予測することで、効率的にデジタル信号に変換することができる。

どこで使われている?

  • スーパーファミコンなどのゲーム機

  • ISDN回線を用いたテレビ電話

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Lukoso
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