AAC(デジタル音声圧縮)とは?
そもそもデジタル音声圧縮とは?
音楽などの音声ファイルはサイズが大きい。そのデータを圧縮するデジタル技術。有名なものにMP3やAACなどがある。
AACの特徴とは?
MP3より音質がいい(MP3の後継)
まずポイントになるのは、同じ圧縮率であればMP3より音質がいいと言うことです。
MP3と言うのは、MPEG-1オーディオという規格の一つで様々な方式の圧縮をかけた状態です。対象の音声に対してを1秒間に何個のデータを取るかという「サンプリング周波数」というものがあるのですが、MP3が最大48kHzであるのに対し、AACは最大96Hzまで対応しています。
使われているところが多い。
また、AACは現在多くの製品で利用されているということもポイントです。MP3の後継であるAACは、現在、iPhoneやYouTubeなどといったわたしたちの身近な場面で利用されています。
一度圧縮すると元に戻らない(不可逆圧縮)
MP3を含め、多くの圧縮規格に当てはまることだが、一度変換すると、元のデータを100パーセント再現することができない。
ちなみに、逆に圧縮しても元に戻すことができる音声圧縮(可逆圧縮)としてFLACやAppleロスレスなどが知られている。
MPEG-2やMPEG-4で使われている。
動画や音声などを標準規格化した「MPEG-2」や「MPEG-4」で使用の一部として利用されている。
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