自分の中の天使に気づく
自分にフォーカスすると
大きな変化がやってくる
数年前の私は本当に自分を否定ばかりしていました。
高校生の頃は男の子みたいにショートヘアで体系もテニス部に入るまでは太り気味で全く異性に相手にされず″あぁ、自分は魅力なんてないんだ相手にされないんだ″と思い込んで勝手にコンプレックスを鎧のように着込んでいました。実際ダンスパーティとかでも他のクラスメートは男子に誘われてフロアで踊ったりしていたけど私は壁の花状態。
そのまま成人して社会人になってもコンプレックスの鎧を着続けていました。それでも少しでも女の子っぽくしたくてその当時通っていたオーラソーマの先生に言われてひらひらのスカートを着たり外反母趾でつらいのに華奢なミュールを履いてみたりしてみました。確かに外見が変わると男性からの扱いが変わってびっくりしましたがそのオーラソーマセッションに参加しなくなってからはだんだん着るものに気を使わなくなったり相変わらず彼氏も出来ず、どうすれば変われるのだろうと五里霧中の旅を続けて占いに行ったり、イベントのカードリーディングを受けたりしていました。
ある時に知り合いが主催のクリスタルボウルヒーリングのイベントがあると知って参加してみたら音の響きや発せられた波動に体感が震え、私の中のスイッチが入れ替わったように今までネガティブに捉えていた事がポジティブ思考に徐々に変換出来るようになってきました。
とは言っても自分を大切にするという事が具体的にどうすれば良いのかは全く分かりませんでした。自分にフォーカスするってどういう事なのかな?とモヤモヤする感情が起こる度に悩んでいました。でも体感を大事にしてみてと言われ、なんとなく自分の身体に意識をフォーカスし始めると淋しいとか悲しいと思うと胸の辺りが寒く感じたり、優しさを貰って嬉しいとか幸せだなって思うと肩や胸の辺りが温かく感じたりするように。
徐々に感覚は分かっては来たものの相変わらず自分が頑張らないといけない、みたいな思い込みが抜けずに業務をしゃかりきにやっていた2年前にある事が起こります。
私は空港の米国系航空会社の地上職で出発便ゲートで搭乗業務を同僚と組んでやっていました。その当時はコロナ禍だったのでアメリカへの入国制限があったり、平常時以上確認作業が増えて人員が足りない中で右往左往しながら業務にあたっていました。そんな中ゲートで端から端へと必要以上に全部自分がこなさなければと自分を追い詰めながら走り回っていたら足元にあったコンピューターのコードに足を取られて″あっ❢″と思った瞬間にポーんと宙を舞い数メートル先の作業エリア内地面に叩きつけられました。利き腕の右腕が下にある状態で地面に激突、右肘を脱臼骨折してしまったのです。一ヶ月はギプス固定で左手生活になり、でも驚く事に人間の適応力はスゴイものでいきなり左手だけである程度の雑務をこなせるようにすぐなりました。左手だけを使う事で右脳が活性化されたようで今までとは違う感覚を得た気がしました。
昭和世代なので親や周りからは″自分の事よりまずは人の事を考えないと″とか″しゃかりきに努力しないと何も得られないよ″とか自分を追い込むような思考に囚われていたので業務もあえて大変な所に飛び込んでは流れ弾に当たって痛みに苦しんだりしていました。そんな働き方をしていたからこそ右肘脱臼骨折をしてしまうまで気づかなかったのでしょう。今思えば転倒する寸前まで何か不思議な違和感を感じていて自分でもこれはなんだろう?と胸がモヤモヤしていました。それがそんな思考を手放しなさいというメッセージだったのだと今は分かります。
この後は第2部に続きます。
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