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自分にフォーカス第2部
2年前に業務中に右肘脱臼骨折をして利き腕が使えず2週間ほど仕事を休んだ時、それまでは家でじっと何もしない時間を過ごす事がなかったので自分でも何をして良いか分からずに戸惑うばかり。利き手が使えないから趣味のこぎん刺しも出来ないし、気分転換に近所の公園に散歩したりその日必要な買い物に行ったりしていました。
またまた昭和世代なので仕事を休んで人員が足りないのに職場への罪悪感に苛まれたり早く利き手が使えるようにならなければという焦りで1日がものすごく長く感じたりしました。丁度その時期に奈良の天河神社や関西の焚き火イベントに行く予定があってすごく自分にはその旅程がとても意味が深いと思ったからか″自分は唄を作り上げる″とハートにメッセージを受け取った気がして、そのタイトル″FIRE DANCE″が頭にフッと浮かんで来たのです。それは今までにない不思議な感覚で、何か曲を作り上げるような予感でワクワクしていましたが仕事も忙しかったのでなかなか取りかかれていませんでした。
怪我してつらい気持ちはあるものの天の采配のように降って湧いた2週間の傷病休暇。最初の数日は何をして良いか分からずに焦りを感じたけれどそんな時間を過ごすうちに″これは天が自分に向き合いなさいと言っているのではないか″とふと感じ、今は左手を使い右脳を活性化して自分の中の自分と対話する絶好のチャンスだと気づいたのです。そうしたら何気なく時間を過ごしているタイミングで突然フレーズが降りてきたのです。FIRE DANCEというタイトルが降りてきた時にネット検索したらネイティブアメリカンの儀式に関連しているというのを見て何となく小さなコロボックルのような妖精が焚き火を囲んで集まっているイメージが湧いて、そうすると不思議にそういった単語が頭の中にフワッと次々に浮かんで来ました。元々音が好きで小さい頃から詩を書いてみたいと思ってはいましたが下手の横好きで自分の納得出来るものが書けた事は一度もありません。それなのにこの時は次々にワクワクするフレーズが頭に浮かび、夢中で記録しました。この時は利き腕が使えなかったのでノートに書き込む事が出来ずにスマホのメモアプリを使いました。以前は歌謡ポップスのキャッチーな歌詞が書けたらカッコいいな、なんてフワフワした感じだったのにFIRE DANCEはとてもスピリチュアルで自分がタイトルのFIRE DANCEから受けたイメージにピッタリの詩が仕上がり、とてもビックリ。知り合いのシンガーソングライターに″こんな詩が出来たの″と送ってみたら数日後彼女が曲を付けてくれて″せっかく英語だからつかささんが歌ってみなよ″と言ってくれたので私の声を録音し、彼女がそれを編集してFIRE DANCEという1つの曲が(短いけど)出来上がりました。しかも友人がそれに画像を付けてくれたので美しい動画に仕上がったのです。
それはとても感動的で自分がまとめた歌詞が1つの作品になり、それを生み出す事の一端を担ったのだと今までに味わった事のない達成感。私の中の世界が形になって記録として残っていくのは何とも言えず幸せを感じました。
無の時間を作ると自分の作った枠を破ってワクワクの領域に行けることを体感したのは本当に素晴らしいこと。右脳が活性化しまくって怪我をして辛いことや不自由な事もあったけれど学び多き素晴らしい時間でした。
音と色、それは私が参加している瞑想会のタイトルですがその2つのエレメンツは私の魂に響くモノのキーワードなんだと真に実感しています。数年習った沖縄三線の音色や大好きなパワーストーンの光を通して差し込んでくる色彩、これからも魂が震えるものを追求していきたい。そこには大地や自然を感じたい、強くそう想います。
https://youtube.com/watch?v=ZHTAFOv8V6k&si=dYZFjLZ8OR_jl7kH
よろしかったらFire Dance覗いてみて下さいね✨️