ボートレースのあそびかた【初心者向け】
こんにちは、なぷです。
突然ですが、皆さんは公営ギャンブルをやった事がありますか?恐らく多くの人は公営ギャンブルと聞いたら真っ先に競馬を思い浮かべると思います。
ただ、公営ギャンブルにはその他にも競輪、ボートレース、オートレースがあり、今回はその中でもボートレースについて書いていこうと思います。
タイトルにもあります通り、こちらのnoteは初心者向けの解説のようなものになるので、やり慣れてる人には退屈な内容になるかもしれないのでご了承ください。
▼そもそもボートレースって?
全く知らない人はここからですよね。まずは簡単なルール説明をしていきます。
ボートレースとは、6艇のボートがコースを3周(=1800m)して順位を競う競技です。私たちはそれの着順を予想してお金を賭けます。
当たり前ですが、当たれば賭け金×オッズ分のお金が戻ってきます。外れればそのお金はなくなります。
▼賭式について
賭式とは、文字通りお金を賭ける方法です。競馬とかをした事がある人には分かると思います。
基本的に競馬と同じですが、6艇で行うという性質上、実質「2連単」か「3連単」しかないと思った方がいいです。
初心者とかは特に「3連複」とかを買いがちなのですが、ボートレースをする上では悪いことは言わないのでやめておいた方がいいです。(理由を説明するとnoteをもう1冊書けるくらい長くなりそうなので割愛します。)
2連単とは1,2着の艇を当てるものです。3連単も同様で1,2,3着の艇を当てるものになります。ちゃんと順番も合ってなければダメですよ!
▼ボートレースの「1走の流れ」
ボートレースでは本番のレースをする前に「展示航走」というものを行います。ここでは、選手が艇のセッティングやスタートタイミングを調整・確認する為に水面上を2周ほど回ります。
また、私達もこれを見ることができます。ここで艇の善し悪しを判断するのもひとつの予想方法です。が、慣れないとほぼ全艇同じように見えるのであくまで参考程度に。
ここで選手らは全員ピットに戻っていき、約20分のインターバルができます。ここで私達は勝敗を予想し、舟券を購入します。
舟券発売を締め切るとレースが始まります。せっかくなので水面に出て選手を応援しましょう。ちなみに、水面で選手を応援すると応援した選手の勝率が10%あがるというデータがあります(!?)。これは本当です。
レースが終了し、舟券が当たっていたら換金しましょう。ボートレースをやってていちばん楽しい瞬間でもあるので「お前ら外れたんか!俺は当たったけどな!ガハハ」と自慢げに券売機へ行きましょう。他の客に殴られても私は責任取りません。
▼スタートについて
ボートレースは少し特殊なスタート方式をとっています。それが「フライングスタート方式」です。
よーいドンではなく、スタート前1.00秒から0.00秒の間にスタートラインを通過しなければいけません。文字だと解りづらいので実際に見てもらった方が早いかも知れません。
ちなみに時計が0.00秒をすぎる前にスタートしてしまうと、フライングになってしまいます。フライングをすると選手は30日間休まないといけない事になっています。無給です。
なので既にフライングを1本持っている選手などはスタートで後手を踏むことも珍しくありません。ここらも予想に絡んできます。
▼進入について
そもそも進入とはなんぞや、という話になりますが進入とはスタート前の各艇の並びの事を指します。
実はボートレースは横入りがOKなルールになっています。基本的に並びは内側3艇がスロー(スタートから約120mほどの場所から)で外側3艇がダッシュ(スタートから約150mほどの場所から)でスタートするので123/456という風な並びになります。
しかし、これが横入りする選手が6号艇などに入っていると、スタートの時点で並びが126/345というような並びになる場合があります。(ルール上これはOKです。)これを前付けと言います。
ここで皆さんお気づきになるかもしれません。そう、「じゃあ1コース前付けすれば毎回勝てるくね?」という話です。
これに関しては前付けでインコースを取ることは明確なデメリットも存在するため、毎回やった方がいいという訳ではないのです。
というのも、前付けというのは必然的に他の選手より早くコースに出る事になります。そしてボートは性質上、アクセルを入れていなくても常にゆっくりと前に進み続けるようになっています。
するとどうなるか?スタートにつけられる助走が足りなくなってしまい、出遅れなどの原因になるのです。
前述した通り、基本的にスローの艇は120〜130mくらいの助走がほしいのですが、前付けをすると80〜100mくらいになってしまうことも珍しくはありません。(ちなみにスタートをする位置を「起こし位置」と呼びます。)
必ずしもインコースが有利という訳ではありません。最初はこれを勘違いしてしまう人が多いので気をつけましょう!
▼決まり手について
ボートレースには「決まり手」というものが存在します。押し出しや裾はらい、上手投げ……ではなく日本語的にちょっと変ですが「抜かし方」という言い方にしておきます。
決まり手というものは主に4つあります。その他にも2つあるのですが、これは正味覚えなくていいです。
①逃げ
一番内側のコースの艇が文字通りそのまま逃げる事です。ボートレースでは基本60%くらいがこれで決まります。通称「イン逃げ」というやつです。
②差し
一番内側のコースの艇のさらに内側を通って先頭に立つ決まり手です。基本的には2コース、4コースからの差しが主流です。
③まくり
スピードに乗せて全艇の外側を一気に文字通り捲る決まり手です。基本は外のコースの選手が決めることが多く、1号艇が飛びやすく平均して配当が高くなるのが特徴です。
④まくり差し
言ってしまえばまくりと差しの両立です。例に出すと1号艇の内側を差す2号艇のさらに間(1号艇と2号艇の間)を差すことなどを言います。これは技術がかなり無いと決まらないものでトップ選手などがよく決めます。
☆抜き、恵まれ
前の艇を3周の間に抜いたり(抜き)、1着の選手が転覆したりして2着の選手が運良く1着になれること(恵まれ)をさします。あんまりないです。
おわりに
とりあえずこれさえ覚えておけばボートレースは楽しめると思います。
ここからさらに突き詰めていくと今度は「予想」のフェーズに入っていくのですが、今回は基礎の基礎ということでとりあえずここまで!
皆さんもボートレースを楽しんでみてください!ギャンブルとはいえ少ないお金でも楽しめるのでパチンコ等よりはオススメです(笑)。
今後もボートレース関連や競馬についてなんかも書いていく予定なので是非読んでみてください。
(無料だけど) ご購読ありがとうございました。