
先週読んだ海外記事まとめ 10/4-10
10/4 Allbirdsが$100Mを調達
気付いたらAllbirdsは35カ国で購入可能とのこと。サムネイルの靴は開発に2年もかかった新商品のランニングシューズなのですが、10km以下のランには快適な作りになっているのでオススメです。最近はonをやめ、この👟で走っています🏃♂️https://t.co/V1YxZA0Gik
— Ken Shiraishi/Asahi Media Lab Ventures (@ShiraishiK2) October 4, 2020
10/5 ウォルマートが店舗のデジタル化を2021年までに強化
ウォルマート、21年までに1000店舗をデジタル化へ。店内でのアプリ活用を促し、デジタルと店舗が連携したスムーズな購入体験を提供していく。
— Ken Shiraishi/Asahi Media Lab Ventures (@ShiraishiK2) October 4, 2020
>セルフチェックアウトや非接触型決済システム導入、会員は配送料無料などAmazonを徹底的に意識した政策みたいですね。https://t.co/d5bhr3tkMf
10/6 人工鶏肉のHeuraが資金調達
植物由来の人工鶏肉スタートアップ のHeuraが、英国で販売開始。記事によると”英国人口の65%が植物性の肉を食べる(2017年は30%)"巨大消費マーケットとなっている模様。
— Ken Shiraishi/Asahi Media Lab Ventures (@ShiraishiK2) October 6, 2020
さらに"業界平均よりも脂肪分が43%少ない"ので、人工肉は健康に悪いと言う話を払拭していると言う。https://t.co/wSE5Ql5ADx
10/7 オフィスへの復帰、NYCで進まない理由
オフィスへの復帰率はアメリカ全土で25%なのに、なぜNYCだけ12%と低いのだろう?と言う理由がわかりました。
— Ken Shiraishi/Asahi Media Lab Ventures (@ShiraishiK2) October 7, 2020
車で通勤できる都市の数値は戻りつつある一方、公共交通での通勤者が多いNYCでは、第二波への恐れもあり蜜を回避すべく出勤しないのですね。東京と違いますね。https://t.co/zsLZHqNPS5
10/8 ウィスキー系スタートアップが資金調達
独自のACTivation技術(機械学習ベース)を用いて、ウイスキーの熟成を促進し、特定のフレーバーを作り出すスピリッツ 系スタートアップBespoken Spiritsが資金調達。従来の熟成では10数年の歳月を必要としていたが、それを数日で実現すると言う。すご。https://t.co/JQVgkZR13B
— Ken Shiraishi/Asahi Media Lab Ventures (@ShiraishiK2) October 8, 2020
10/9 Prop 22によるギグエコノミー企業へ影響はいかに
The gig economy is on the ballot in California
— Ken Shiraishi/Asahi Media Lab Ventures (@ShiraishiK2) October 9, 2020
ギグエコノミースタートアップの正念場。Prep22の行方が気になります。
https://t.co/XD5fbOambz
10/10 蛾に取り付けられる小型センサーが誕生
伝書鳩ならぬ伝書蛾。安価で長持ちするセンサーをつけて飛ばすことで、環境モニタリングなど様々な調査が可能になりそう。バッテリーも単体で何年も持つそうなので、生態系を研究する人たちには非常に興味深いデータが得られるかもしれない。https://t.co/1Bi1YSsQok
— Ken Shiraishi/Asahi Media Lab Ventures (@ShiraishiK2) October 10, 2020
雑感
先週もSPACによるIPO記事をよく見かけました。その結果、日本のメディアでも一部でありますが、詳細な記事を見かける事が多くなりました。
特にCoral Capitalの西村さんがお書きになっている上記の記事は大変わかりやすくまとまっていて参考になるかと思います。
ところで特に気になったニュースは、NYCでのオフィスへの復帰率の低さです。記事によると、通勤に電車やバスなどの使用率が高いNYC市民は、公共交通での蜜を避けている事が理由で、未だにリモートワークを続けているそうです。
東京も公共機関での出勤状況は似た状態ではありますが、皆様もご存知の通り、先月のシルバーウィーク以降は山手線をはじめとした多くの在来線は結構混んでいますよね。
もちろんコロナ以前とは比較にはなりませんが、少しずつ日常に戻りつつある気がしています。なぜこれほどまでにNYCとの違いが出る理由が思いつきません。
あと取り上げたスタートアップで気になったのは、Bespoken spirits。今まで何十年とかかっていたウィスキーの熟成を、同社の技術を使う事で数日で達成できると言うのだから、それはもう驚くしかありません。
もし本当にその技術が確かなものであれば、世界中のウィスキー製造業社が注目してくるはずでしょう。若干、眉唾的ではないかと疑っておりますが、本当に熟成を短期間で出来、フレーバーを変える事ができるのであれば、ぜひ試してみたいところです。