見出し画像

文系大学生が新卒でSun*を選んだ理由

大平健斗 ビジネス職

プロフィール
2022年3月、明治大学経営学部経営学科を卒業予定。大学時代はアルバイトやサークル活動に注力。学業以外では、SaaSプロダクトのインターンに注力する。

2022年4月Sun*にビジネス職として新卒で入社予定。

この記事では、私がどのような価値観を持ち、なぜ新卒でSun*を選んだのかについて記します。私と同様、私立文系大学に在籍しながら、ITに興味を持っている方の参考になればと思います。

この記事では、私が今の価値観を持つに至った理由となぜSun*を選んだのかを記述していきます。

大きな戸惑いが転換点となった浪人期

画像1

浪人期までの私は一言で言うと「流されて生きてきた受け身人間」です。みんながモンスターハンターをやっているから、親にねだって買ってもらう。そんな感じです。

流されるように受験をして気がつけば浪人していました。漫画や映画などの作品に触れることや絵を描くことが好きでしたが、美術系大学や映画制作系の専門大学へ進路変更するほどの強い意志も持っていませんでした。

浪人期、受験勉強と自分の将来が地続きに繋がっている実感が持てないまま、毎日10時間以上も作業のように勉強している日々に強い疑問を持つようになりました。

自分の人生なのになんでこんなに作業的なのだろうか?
なぜ周囲と違い、受験勉強に全身全霊をかけられないのだろうか?

毎日これらの疑問と向き合う中で、親や周囲の環境に流される、受け身の姿勢に問題があることが原因であると気づきました。

漫画の主人公は、主体的であるから輝いて見える、もっと自分の人生に主体的になりたい

この浪人期を経て大学からは受動的な姿勢を改め、何事にも主体性を持って取り組むようになりました。気がつくと受け身になっている時があるので、実は今も姿勢をあらためている途中です。

それでもこの意識の変化により、大学生活では浪人の時に感じたような戸惑いを感じることは少なくなり、多くのチャレンジと失敗のなかで多くの学びを得ることができました。

飲食店のアルバイトで気がついた2つの軸

画像2

アルバイトしていた飲食店では、その3年間で過去最低売上から最高売上までを経験しました。その中で2つの大切な価値観に出会いました。

1、「ビジョン」が浸透していることの重要性
ビジョンが浸透していないことの最大の問題はポジティブな会話がなくなることです。

業績が悪い時期はまさしくビジョンが浸透していませんでした。そのため、日々の会話は愚痴などのネガティブなものが多く、現状の課題に対してアイデアや改善案をどれだけ議論しても、ゴールがなく、効果の薄い議論となっていました。

改めて、中心メンバーで再度ビジョンのすり合わせを行ったところ、中心メンバーでさえビジョンが浸透していないことがわかりました。
そこから、店のコンセプトを再度言語化しイメージを共有するなど、ビジョンの浸透を意識的に行っていきました。

それ以降、明確なゴールのある議論ができるようになることで、新人であっても課題や不満に対して愚痴ではなく、自分達が何ができるだろうかとポジティブなアプローチをしてくれるようになりました。

この経験以降、ビジョンの浸透は働く上で重要な要素であると考えています。

2、チームで働く喜び
飲食アルバイトでの最高の瞬間は、一体感のある営業後に乾杯する時です。

そして一体感を生むために必要なことは、マニュアルやルールではなく、お互いの得意不得意を補い合える関係性を構築することです。

一度新人に向けてマニュアルを作成した際、業態やマニュアルのクオリティの問題もあるかとは思いますが、驚くほどマニュアルが機能しないという経験をしました。

仕方がないので、新人とのコミュニケーションの量を増やしました。すると接客が好きな人、細かい気遣いができる人、感覚的な人、論理的な人、きっちりやりだけど仕事が遅い人、大雑把だけど仕事が早い人、作業効率を高めていくのが好きな人、純粋に料理が好きな人など、本当にさまざまいること気づかされました。

一つの型にはめたマニュアルが機能しないのも当然です。
その後、新人だけでなく店長まで含めて、それぞれの得意不得意を聞き出し、メンバーに勝手に共有するようにしました。「店長って実は、こう言う仕事苦手なんだよw 知ってた?」といったように。

多少は力技でしたが、お互いの得意不得意を補い合う動きが増加したことでチームとしての一体感が生まれていきました。他にも多くの要因が合わさって、過去最高売上を達成することができ、その年の忘年会は今までで最高の乾杯ができました。

この経験から、個性が噛み合ったチームで働く喜びを学び、こんな乾杯をこれから何度もしたいなと思うようになりました。

就職活動について(なぜSun*を選んだのか) 

画像3

 まず、業界としてITを選んだのには、2つの理由があります。

1つ目は業界全体の成長性です。2つ目は将来的に映画や漫画といった作品作りに携わりたいと考えていた中で、歴史に残るような作品は常にテクノロジーの発展と密接に関係していると考えたからです。

就職活動は、開始時期が遅かったため、WantedlyやTwitterを利用して興味のある企業に話を聞いたりしていました。

就活の軸は「チームで働けること」「魅力的な理念をもち、それが浸透していること」「当事者意識を持つ仲間がいること」「成長環境」という4つを重視しました。成長環境以外はこの記事内で上述してきた経験によるものです。

Sun*に出会ったのは4年生の7月頃、就活の終盤でした。すでにいくつか内定をいただいていましたが、成長環境であることとプロダクトの規模や幅を持てないことの間にトレードオフが発生している点が懸念となり就職活動を継続していました。そんな中、Wantedly経由でオファーをいただきました。

Sun*は、プロダクトの規模や幅を十分に持っていながら、日本オフィスの人数が多すぎず、優秀な方の近くで働く機会が多い点や、手を上げることを推奨する点から、成長環境がある会社であると感じ、選考に進むことにしました。

選考が、たったの2ステップ(集団面接→社長面接)であったことに驚きましたが、内容はとても濃いものでした。特に印象的だったのは集団面接です。アイスブレイクを兼ねて2つ質問された後、3つの質問に答える形でした。それまでに20社ほど面接してきましたが、どこよりも角度の高い質問が並べられ、面接が終わった後「丸裸にされたなぁ」と思ったことを覚えています。面を食らった一方で、このような面接を用意できる会社と通過できる同期であれば間違いないなとも感じました。

内定の決め手としては、説明会で理念や行動指針に魅力を感じた点と選考を通し4.5名の方とお話しする中で、それらが浸透していることが確認できたためです。
特に面接後の面談の中でビジネス職の社員さんが、Sun*の社員に共通する部分は何かと言う質問に対し、「個性を大切にしているので難しいが、1つあるとすれば企業理念になる。」とおっしゃっていて、同じ理念やビジョンを大切にしながらも個性を生かし合っている環境なのだと感じることができました。純粋に自分の就活の軸と完全にマッチしていました。 

入社までの期間について

画像4

就職活動終了後から現在まで、2つに取り組んでいます。

1、長期インターン
IT業界を志望する中で、実際に働いてみないとわからないと考え、3年の10月からSaaS事業に携わっています。

業務としては、まずカスタマーサクセスとしてメールベースのお問い合わせ対応やサポートサイトの更新を行いながらプロダクト理解を深め、現在はプロダクトチームに移動し、新機能や改善の要件定義などのサポートを行っています。

実際に働く中で、IT業界は飲食業界では考えられない程の多くの方にサービスを使っていただける点に喜びとやりがいを感じています。
また、プロダクトは1人で作ることができず、チームでビジョンを達成することになります。その点が上述した私の価値観とあっていると感じています。

2、Sun*の任意参加型の内定者プロダクト
コロナの影響で同期との接点が持てない中で誘っていただいたので、参加しました。
有志参加であることに加え、ほとんどがプロダクト作成初心者であったため、手探りな部分も多いですが、その分学びが深いです。

実際に同期や先輩と関わる中で、優秀かつフランクな良い方ばかりで、この会社にしてよかったとすでに感じています。

入社してから

画像5

1人では達成できない心から達成したいと思えるビジョンを達成して、最高の乾杯を一生し続ければ最高だなと思っています。

そのためには、「大平に声をかければ実現してくれるよ」といってもらえるくらいビジョンを実現するプロフェッショナルとなり、必要であり続けなければいけないと考えています。

Sun*では、そんな必要としてもらえる人材になれるよう多くの挑戦と失敗をしていきたいと考えています。

いいなと思ったら応援しよう!