るかなんPの。iPad Pro 12.9(2018)〜リモート編
0.前回からやたらと時間が経ってしまいました
なぜかと言うと本業が忙しかったのと、テレワークの本格化でiPadの用途が変わってしまったからです。
本業である会社員は2020年夏以降急速に拘束時間が長くなり、さらに会社員生活がテレワ──ク🌈前提に切り替わりiPadの利用法も大きく変化。自宅PCとの遠隔接続が大幅に減り、自宅PCのサブディスプレイ・ペンタブとしての利用が増えました。
と言うことで記事で書こうとしていたことと現状の乖離が激しくなってしまいましたが、人によっては自宅以外でテレワークする人もいるかもしれないので、せっかくまで公開までもっていかねばとなりました。
主にリモート接続する際にどういう機器と連携させるかと言う記事です。
1.回線 - WiMAX2
WiMAXから数えるとたぶん10年くらい使っている。WiMAX2のギガ放題を使っている。iPadはGPS機能強化のためにSIM対応(SIMフリー)だが、回線契約はしていない。
速度は首都圏にいる限りリモート接続に問題を感じたことはないが、実家のある北海道・函館では若干速度に不安を感じた。地下やトンネル、山間部では電波が弱い。最近のホテルはWi-Fiが充実しており後述する有線LAN対応機器もあるので、回線を持ち運ばなくても何とかなることが多い。
ギガ放題の「3日で10GB」はそう簡単には到達しないが、万が一到達すると1Mbpsの速度ではリモートは厳しい。先ごろ始まった5Gプランの規制ラインが3日で15GBとさらに余裕があり、4G電波も一部は使えるようなので、NECの5GモバイルWiMAXルータが登場した時点で切り替える予定。
2.ルータ - NVR510
YAMAHAの中小法人向けルータ。接続が安定しており、不調時も問題点がわかりやすい。仕事で触れる機会が多かったので自宅に導入。ネットボランチ機能でiPadと自宅PCをVPNで同一ネットワーク接続できる。自宅回線はぷららだが、ぷららのIPv6エクスプレスに対応しているのでIPv6 over IPv4も接続も可能。無線は別途必要だが自宅ではWiMAXルータを無線アンテナにすれば問題ない。
3.リモートソフト - Splashtop
音がきちんと出て遅延が比較的少ないので6年余り使っている。マウスやトラックボールにも対応。VPNが組めれば自宅PCとの接続は無料。無い場合は追加でAniwhere Access packを契約(1年あたり17ドルくらい)。
解像度は800x600、1024x768、つないでいるモニタの推奨値。11インチiPadなら1024x768で良いが12.9インチだとぼやけるしフルHDだと上下に黒帯が出たり文字が小さかったり。でもNVIDIAグラボを使用していればカスタマイズした解像度・アスペクト比でも使える。iPad Pro 12.9インチの解像度の半分である1366x1024がちょうどよい(PC側で設定が必要な場合も)。
4.キーボード - Wedge Mobile Keyboard for Business(Microsoft)
随分前に販売は終了しているのでリンクは無し。
キーが打ちやすいが、それ以上にフタを兼ねるスタンドがiPad Pro+ケースの1kg重量に耐え、縦設置も出来る優れものだったので重用している。むしろフタが本体とすら言える。難を言えばフタが閉めづらい。かと言ってフタを閉めない限り電源ONとなってしまう(電池を外せばOFFになるけれど…)。電池式なので電源常時ONにするのは躊躇する。
以前は3Eの「Dual」を使っていた。有線無線バックライトとなんでもありでコンパクトだったので重宝していたが、耐久性に難があり過去2回壊している。高価なので何度も買い替えるのは辛いが現行品なので、販売終了品である今のキーボードが壊れた時の選択肢にはなる。
5.ペン - logicool Crayon
筆圧が効かないものの、Apple pencil対応のアプリケーションで同様に使える。マウスやトラックボールより精密な操作をするならこっち。自分には合っていた。Duet displayで自宅PCのディスプレイとして使うとiPadをペンタブ化して絵も描ける。ただ充電がLightning…。
6.USBハブ/ドック - ALMIGHTY DOCK C3
有線LANとヘッドホンジャックを兼ね備えたドックが欲しかった。加えてHDMI出力もあり、すべてiPadを充電しながら使えるため非常に頼れる。ただ電力抵抗が激しいのか、触りたくない程度の熱を持つ。XPERIA XZ2 compactでも使えた。Surface Pro 5では使えなかった。
7.充電器 - cheero 2port PD charger
45Wあるこの充電器なら電力供給になんの心配もない。ただコンセント直挿しタイプで重量があるため、壁コンセントに直接挿していると重みで落ちてしまう。
8.USB-C⇄イヤホンジャック変換アダプタ
DAC内蔵でiPadでも使える。軽いのでUSBハブよりこちらを使うことも多かったが、3か月で断線してしまった。今はオウルテックのを用意しているが、テレワークが減って外でiPadを開かないのであまり使っていない。XPERIAは付属のアナログ変換アダプタを使っている。
9.トラックボール - ERGO M575
手首を無用に動かさずに済むので疲れなくなった。今では公私ともにマウスを使っていない。接続がbluetoothとUSBの2系統あり、瞬時に切り替えられるのが便利。職場(USB)とiPad(bluetooth)で使っている。なお、自宅は以前からMX ERGO。こちらは使い勝手に不満はないが高価。
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