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ヘアドネーション
急に寒くなり、冬の気配がやってきましたね。
薬剤師の琉維です。
今回はちょっと薬局やら薬剤師やらの話を逸れて個人的にやっていることについて書きます。
ヘアドネーション
という言葉を聞いたことがありますか?
まぁここ数年芸能人がやってたので聞いたことある人は一定数いそうなもんですが…
芸能界でブームになる前からこの活動に興味があり、今回でやっと2回目。
簡単に言えば長い髪を切って寄付する活動です。
先天的なもの後天的なものにより頭髪を失った子供たちに医療用ウィッグを無償で提供するために、髪を寄付する、あるいは募金するなどして支援することが可能なボランティア。
なぜ人毛でなければならないのか、というとどうしても人工毛のウィッグの場合、不自然なツヤなどがあるため子供たちにとってはからかいの対象になってしまったりすることがあるため。
人毛で作ったウィッグであればより自然でウィッグであることを感じさせにくいそう。
まぁ子供は素直だからね、なんで?変なの!とか普通に言っちゃうし…
そうなったらせっかく通えるようになった学校やコミュニティが自分の居場所ではなくなって、行きたいと思える場所じゃなくなってしまう。
そんなことはできるだけ避けたいと思うのが親心だと思うし、個人的にもそう思ってしまう。
なので私は髪をできる限り伸ばして伸ばして伸ばしまくって(多少はケアもして)からカットしてもらいに行くことにしている。
ちなみに今回は50cmも切りました!
これが切る前。
まぁ、よく伸ばしたなと笑
50cm取れますよ、そりゃね、って感じ。
こんな感じで毛束を作り、それぞれを切ってまとめたものをドナーシート(提供者の情報を書く紙)とともに郵送する。
切った毛束はこんな感じ。
長い、ワゴンからはみ出た…笑
おかげで髪はすっかりなくなり、短くなりました。
今回はJHD&Cさん[https://www.jhdac.org/]に送らせていただきました。
提供は31cmから可能で、できれば今回のように50cm以上あると喜ばれるそうです。
理由としては、ロングのウィッグを作ることができるからとのことです。
女の子はロングのウィッグを希望されるお子様が一定数いらっしゃるようで、寄付する髪はできるだけ長い方がよいようです。
また、パーマやカラーをした髪でもよいとのことですが、あまりにも傷んでいる髪はNGとのことですのでご注意ください。
社会貢献なんてたいしてできない人間なので、このくらいはと始めたことですがもっと誰かの役に立てるようまた髪を伸ばして3回目ができるよう頑張ります。