サクセッションとveep
サクセッションとVeep,どちらも私が今年超のめり込みしたドラマであり、どちらも制作がHBOということ、また登場人物がみな性格悪く、文句と皮肉、悪口を言い合いまくるドラマだ。
Julia Louis-Dreyfus is set to star in Succession season 4 in a role that is rumored to resemble her own VEEP character, Selina Meyer (via DEADLINE)
— a (@folkIoriians) July 28, 2022
Louis-Dreyfus is rumored to star opposite to Alan Ruck, as Connor Roy gets closer to the presidency during the season pic.twitter.com/bEorKO0AvL
Veepを見たきっかけはこのツイートであり、サクセッションのS4にVeepでセリーナを演じたジュリア・ルイス=ドレイファスが、セリーナの役柄を踏襲した形で出演するという話を目にしたから、サクセッション大好き人間としては予習としてVeepを見なければとなった。Veepはエミー賞も何度か受賞したドラマなので、サクセッションにその流れを持ち込むということは、Veepに関連するメタネタも出てきたときに反応したい、笑いたいというのがオタクの気持ち。
サクセッションS4でのジュリアの役回りとしてはおそらく、同じく大統領選、政治ゲームに参加しようとしているコナーの対抗馬としてであろう。
そこでコナーとジュリアの並列して考えたときに、”無能ムーブぶちかまし人””クソ野郎”という点ではいい勝負を見せてくれると思う。
しかし、無能ムーブぶちかましを見た後の感情のことを考えると、コナーは確かにローガンの下で育ったおぼっちゃまではあるのだが、自己プロデュースのやり方にも影響されて野暮ったく、ロイ兄妹の中では外の人間へのイラつかせ方が特殊で、愛くるしさを感じることは少ない。(それが過度になりかわいそうに見える場面もあるが)
一方で、ジュリアはVeepで7シーズンにわたって”無能ムーブ”と”腐れ外道ムーブ””男への弱さと実務上での強さ”で様々なクソ野郎を発揮してきた。が、見ていて「なんだこいつ!!!」というイラつき、むかつき、怒りを感じることはかなり少なかったように感じる。(感じることには感じはした)コナーよりも最低な人間であることには間違いないと思うのに、なぜジュリアにはイラつきよりも、許し、愛を持ってキャラクターを見れていたのかを考えると、ジュリア自身が持つ底なしの気品が大いに寄与している。実際ジュリアはドレイファス家という大富豪の出である。
こんなヤバいパワーを持つジュリアをぶつけられるコナー、どこまでみんなからの愛を獲得して戦っていくのか。私の中で、サクセッションS4の大きな楽しみの一つになっている。
まあでもジュリアがサクセッションのS4に出るって話の続報も特に出てないので実際どうなるのかはわからんけどね
追加
頼むからVeepの見放題をU-NEXTは早く再開してくれ、頼む。