22.旅ラジオ#2...フィンランド🇫🇮ヘルシンキにて。はじめてのホテル探し。Perryの裏話。
こんにちは、Perryです。
YouTubeに旅ラジオを更新しました。
まずはこちらの動画をご覧ください。
今回は、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港に着いて、電車に乗るところから始まります。
まず、衝撃だったことは、電車に後ろ向きの座席が存在するということです。
帰国して気にするようにしてみると、首都圏でも東海道線などが後ろ向きの座席もあり、我に返りました。
ヘルシンキの地上に出ると、柵の向こうには雪景色が広がっていました。
さっそく、フィンランドの人の生活をのぞくことができて、とても興奮してきました。
列車は順調に続き、車内にいよいよ、ヘルシンキのアナウンスがなされます。
地球の歩き方によると、ヘルシンキ中央駅は特にスリが多いと聞いていたので、駅に降りた途端、余力がなくなってきました。
ただ、駅に降り立った景色は感動しました。
写真も時間をかけず、逃げ去るように撮っていたので、ブレブレの画像が溜まっていきます。
さっそくヘルシンキ中央駅から、予約したユースホステルに向かうべく、Googleマップを起動します。
今回、はじめの目的とするのはホステル・ダイアナ・パークという安宿です。
携帯の地図を見ながら、隙を見せないように早足でヘルシンキの市内をスーツケースと共に歩きます。
天気は雨です。
はじめて歩くヨーロッパの街並みはどこもかしこもテーマパークのようで、綺麗に見えました。
ヘルシンキ市内を歩くこと15分。
一向にホステルが見つかりません。
すると、Googleマップの向きがおかしいことに気がつき、もう一度ヘルシンキ中央駅に戻ります。
さあ、やり直しです。
また歩くこと15分。
また途中で地図とは違う所に来てしまいました。
冬のバルト海です。
表面の塩が張りつめ、どんよりとした暗い空の下に目に見える強い吹雪が目の前に広がります。
気がつくと、ヘルシンキの街がとても寒いことに気がつきました。
気温は2度でしたが、それ以上に寒く感じます。
次第に体力が消耗されていき、街を歩く気力もなくなり、大きなホテルの前にいたタクシーに声をかけてみることにしました。
行き先の地図を見せると運転手は言いました。
「Here is not far away! Not far away!」
そういうなり、自分で歩いた方がいいと、お金を取る訳でもなく、親切に教えてくれました。
そして、その言葉の通り、指差された所まで来ますが、相変わらず一向に辿り着きません。
身体は限界になっていたので、なんとなく雰囲気の良いカフェに入ることにしました。
しかし、メニューは英語ではなくフィンランド語で書かれており、店員さんも親切に訳してくれますが、寒さで頭が回らず、とりあえず、適当にジェスチャーをして、温かいコーヒーを頼みました。
椅子に座り、暖をとると気力が戻ってきます。
コーヒーはとても甘さが効いていて美味しく、そして、目の前の景色はとても綺麗でした。
身体が戻ったところで、店員さんにホステルの地図を見せると、ホステルの存在はわからないけど、その地図にここのカフェが載っていると教えてくれました。
そして、ホステルの前に来ると、インターネットで事前に調べていた、小さな看板がありました。
やっとの思いで、扉を引いてみますが開きません。
引いてダメならと、押しますが開きません。
途方に暮れていると、奇跡的に隣の扉の住人が中に入るところだったので、開け方を聞くと、そこには小さなインターホンがあり、その方が私の代わりにアポを取ってくれました。
ここまで実に1時間30分。
時刻は18時前です。
中に入り、フロントに来ました。
しかし、何と話したらいいかもわからずにいると、滞在カードのようなものを渡してきました。
一生懸命にわからないことを伝えると、フロントの女性は面白そうに微笑み、色々と教えてくれました。
彼女はとても良い人でした。よかった。
手続きを終えて案内されると、2段ベッドと、1つだけ影になっている独立ベッドがありました。
その独立ベッドが今夜の休憩所です。
さて、次は25時30分発の夜行バスに備えてバスターミナルの確認に行かなくてはなりません。
私は少し休むことにしました。
と、ここまでが今回のお話でした。
今回の更新はいかがでしたか?
次回も遊びに来てください。
ではでは。
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