
好きな仕事をするのではなく、仕事を好きになる。
【 自己紹介 】
プロフィールページはこちら
このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、700日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。
毎日ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。
【 今日のトピック:好きな仕事 】
就活するときって、履歴書を提出しますよね。
履歴書には、志望理由を必ず書きます。「志望理由」とは、言うまでもなく、「そちらの会社で働きたい理由」です。
実際に就活しているときの僕は、本当に未熟極まりなかったので、今思うとひどい志望理由を書いていたと思いますが、まあ、働いたことのない学生が、ひどい「志望理由」を書いてしまうのは仕方ないと思います。
「志望理由」って、「そちらの会社で働きたい理由」なんですが、たいていは、自分なりに業務内容を予想して、その予想する業務内容が魅力的であったり、自分の性に合っていたりすることを書いて、そして、魅力的に映る理由や自分の性に合う理由について、自分の性格や過去の経験・エピソードを盛り込みながら説明する感じになります。
「志望理由」の意味するところから考えていけば、まあ、こんなことを書くのがお作法なわけです。
ただ、その会社に入る前に書くものなので、業務や仕事の内容は、予想で書くしかありません。
もちろん、その会社がどんな仕事をしているか、つまり、対価としてお金受け取るために、どんな商品やサービスを提供しているか、というところはきちんと自分なりに調べておく必要があります。
要は、その会社の何が売上の源泉となっているのか、という話ですよね。
売上の源泉を自分なりに調べた上で(まあ、調べる方法は、会社のホームページを見るなり、上場企業なら、IR情報なんかの事業概要説明書なんかを見たりすればいいでしょう)、そこから紐解いて、業務内容を予想し、さらに、求人が出ている部門に求められる役割(その部門の業務が、どのように売上につながっているか)も予想しなきゃいけません。
まあ、こういった予想作業が就活では必要になるわけですが、なんというか、どこまでいっても「予想」なんですよね。
実際に働いてみるまで、本当の業務内容なんてわからないわけです。
入社してみたら、売上の源泉すら分析と違っていることもあるでしょう。極端な例ですが、建築会社に入社してみたら、クオリティで選ばれているのではなく、政治家とのコネクションで選ばれていて、その結果として売上をキープできている、なんてこともあるでしょう。
売上の源泉から違っているなんことは稀でしょうが(例えば、お菓子メーカーに入社した場合は、お菓子を製造して販売することが売上の源泉であることは、入社する前と後で違ってくることはまずないでしょう)、しかし、売上が生まれるプロセスについては、入社前と入社後で認識が全く異なってしまうのは、よくある話です。
だから、自分で履歴書を書いておきながらアレですが、履歴書に書いたことを自分で信じないことが大切だと思います笑。
自分が予想した業務内容が、自分にとって魅力的だと書くわけですが、そんなの、予想通りにいくわけないんです。
本当は、実際に入社して、直面した業務内容を好きになるしかないのです。
そんなことを、↓の動画を見ながら考えていました。
僕としては、「好きな仕事なんてない」ということを言いたいのではなく、入社前と入社後で話は変わってくるのだから、入社後に起きる予想外の業務に順応するしかない、ということを伝えたいです。
となると、「好きな仕事」を自分の中に持つことすら無意味な気がしてきます。
僕としては、「好きな仕事」なんて自分の中に持つ必要はないと思っています。
「好きな仕事」なんて観念を持ち出すと、あたかも、「好きな仕事」なるものが空から降ってきて、その「好きな仕事」に従って生きていかなきゃいけないような気がしますが、そんなわけありません。
「好きな仕事」が空から降ってくるなんて幻想に取り憑かれるのではなく、視野を広くしていろんなものに興味を持とうという姿勢で、目の前の仕事に取り組みながら、仕事を楽しんだほうがいいと思います。
広く興味を持つ秘訣は、想像力です。
豊かに想像すると、仕事を楽しめるだけでなく、仕事の質も向上します。
弁護士の仕事を例に出すと、例えば、お金を借りたのかもらったのか争われている場合に、借りたのなら普通起きるはずの事実、借りたのなら起きないはずの事実、逆に、もらったのなら起きるはずの事実、もらったのなら起きないはずの事実を、それぞれ想像するんです。
借りたのなら、返済の方法や金額について約束しているはずですし、借りたのなら「贈与契約書」なんて題名の書面が残っているはずはないし、逆に、もらったのならもらうだけの理由(実際にお金が移動するまでに何らかの人間関係が存在したはず)があるはずですし、もらったのなら返済していないはずです。
こんな感じで、いろいろと想像していくと、仕事って楽しめるんです。そして、こういった想像を働かせたほうが、仕事の質もどんどん向上します。
「好きな仕事」なんて考えるよりも、実際に目の前に降ってくる仕事を楽しんだほうがいい。
事前の予想なんてきっと外れるんですから、「仕事が自分に合っているから」という理由で、職場を選ばなくていいと思います。
じゃあ、いったい何を基準に選べばいいのかというと、まあ、待遇なんでしょうね笑。
それか、人事の経験があるのなら、人事の求人に応募するとか、そういった感じですかね。会社の業界が違っても共通するスキルが会得できているといいですよね。
この点からも、弁護士っていいんです。資格で選んでもらえるので。
もちろん、業種によって法律は全然違いますが、法律ならゼロからでも勉強できるのが弁護士ですから。
やっぱり、弁護士ってオススメです。大人になって目指してもいいですし、ぜひ、中学生や高校生が近くにいらっしゃる人は、オススメしてあげてください。
それではまた明日!・・・↓
*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*
TwitterとFacebookでも情報発信しています。フォローしてくださると嬉しいです。
昨日のブログはこちら↓
僕に興味を持っていただいた方はこちらからいろいろとご覧ください。
━━━━━━━━━━━━
※内容に共感いただけたら、記事のシェアをお願いします。
毎日記事を更新しています。フォローの上、毎日ご覧くださると嬉しいです。
いいなと思ったら応援しよう!
