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貸したお金を弁護士の僕ならどうやって返してもらうか-3(お金を貸した理由)

【 自己紹介 】

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このブログでは、弁護士である僕が、もし仮に自分が紛争・トラブルの「当事者」となった場合に、「自分だったこうするだろうな」ということをお伝えしてしています。

僕自身、これまでの人生で大きな紛争・トラブルの当事者となったことがなく、今この瞬間、紛争・トラブルに直面されている方の苦しみや不安を代弁できるような立場にはないのかもしれません。

ただ、自分が紛争の当事者となった際の対処法を弁護士目線でお伝えできれば、それが、ご覧になった皆様のお役に立てるかもしれないと考えています。

あくまで、「僕だったらこうするだろうな」ということですから、ご覧になっている方々に必ずしも当てはまらないとは思いますが、僕のやり方をヒントに、自分なりに応用していただけたら、とても嬉しいです。

ご覧になっている皆様のお顔も名前も残念ながら知ることができませんが、アクセスしてくださり、ありがとうございます。本当に励みになっています。

【 今日のトピック:貸した金を返してもらう 】

今日も引き続き「貸したお金を返してもらう」についてお話していきます。

昨日は、本当に身も蓋もない話をしてしまいましたが、あれが、僕の正直な「思想」です。

役に立つ情報をお伝えしなきゃいけないのに、あんなことを書いてしまって申し訳ありません。ただ、「泣き寝入り」も、立派な紛争解決方法だと思っていただけたら嬉しいです。

さて、このブログでは、「弁護士の僕だったらどうするか」というテーマで話を進めなきゃいけません。

そのため、毎回、具体例を設定しています。だから、今回も、具体的からお話しなきゃいけないのですが、昨日書いたよな僕の「思想」を踏まえると、僕は、そもそもお金を「貸す」ことをしません。

「貸す」とは、「後日返す」という約束でお金を渡すこと、です。

で、僕の思想を踏まえると、「後日で返す」という約束があるからこそ、「約束どおり返ってこない!」という紛争が起きてしまいます。

だから、僕は、「後日返す」という約束でお金を渡すことはしないのです。「後日返す」という約束が「お金が返ってこない!」という紛争の元凶なので、最初から、そんな約束はしません。

確かに、貸した相手がきちんと返済してくれれば、なんの問題も起きません。しかし、未来のことを100%予測することは不可能です。だから、「お金を貸す」という行為自体に、必ず「返済されない」というリスクがあります。

・最初から貸さない

・返済されないと最初から思ってお金を渡す

・返済されなくてもいい金額だけ渡す(=お金をあげる)

これが、僕の思想の結論です。

そうすると、僕自身が、「貸したお金が返ってこない!」と悩むことは、(今のところ)あり得ません。

だから、僕が、どういった理由でお金を「貸す」のか、というところから考えなきゃいけません。

うーん、難しいですね。

まず最初に、相手の要求してきた金額が、僕が「あげてもいい」と思える金額よりも多かったことが必要です。

「あげてもいい」という金額の範囲内なら、別に「貸す」必要はありません。あげちゃえばいいだけです。

そして、「あげてもいい」と思える金額よりも多いのであれば、申し出を断ればいいです。

にもかかわらず、申し出をOKして、「貸す」という形でお金を渡してしまった、ということを想像しなきゃいけません。

「あげてもいい」金額よりは多いので、後で返ってこなきゃ困る。だとすれば、最初から断ればいいのに、断らずに、お金を渡した。

あり得るとすれば、惚れたキャバ嬢にお金を渡すことでしょうか。

僕は、意図せずキャバ嬢にゾッコンになってしまった。そのキャバ嬢が「お金を貸してほしい」と言ってきた。

僕は、キャバ嬢にゾッコンですから、渡せるだけのお金(「返ってこなくてもいいや」と思えるだけの金額)は渡します。「ゾッコン」な気持ちは、自分ではどうしようもありません。

「恋は盲目」なので、他人から見ればアホらしいのに、当の本人は、そんなこと全く気づきません。

最初は、「返ってこないなら返ってこないでいいや」と思って、僕はキャバ嬢にお金を渡していました。

ところが、僕の預金残高も底をつくようになってきました。

このキャバ嬢に対しては、アフターや同伴の食事代も出していて、それは「貸した」わけではありません。お客としてお店にも行き、料金も支払っていましたが、その料金も「貸した」わけではありません。

しかし、僕は、このキャバ嬢と個人的にも仲良くなり、アフターや同伴以外でも直接会うようになりました。そのデート代も僕が出していましたが、それも「貸した」わけではありません。

僕は、それ以外に、「生活費が足りない」とか「衣装代が足りない」「衣装がないと働けない」などキャバ嬢が言ってきたので、言われるがまま、10万円とか5万円とか、現金を渡していました。

「言われるがまま」というのは、少し被害者意識がありますね。正直に言えば、かっこ悪いところを見せたくなくて、断らなかったんです。

最初は、「返ってこなくてもいいや」と思っていましたが、デート代やキャバクラの料金の支払いなどあって、どんどん預金残高が減ってしまいました。

そんなことはつゆ知らず、キャバ嬢は、引き続きお金を借りようとしてきます。

金銭的に余裕がなくなった僕は、「返ってこなくてもいいや」とは思えなくなってきました。きちんと返済してもらわないと、生活費がギリギリになってしまうからです。

そこで、僕は、「これまで貸したお金って、ちゃんと返してもらう約束で渡していたよね?」とキャバ嬢に確認しました。

キャバ嬢は、「うん、そうだよ。今度の給料日にまとめて返すよ」と返答しました。

実のところ、このキャバ嬢、それなりに返済はしてくれていました。「返ってこなくてもいいや」と思ってお金を渡していたんですが、キャバクラの給料日には、きちんと、渡した金額は返ってきていたのです。

ただ、ここ2ヶ月、返済がなかったので、↑のように確認しました。

そうすると、↑のとおり、次の給料日に返すよ、と言われたので、それを待つことにしました。

今日は、この辺で終わります。明日もう少し続きを書きます。

それではまた明日!・・・↓

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