#404 思いっきり仕事して,経験と実績を蓄積する。
昨日,↓の動画を見ました。
この動画,めちゃくちゃおもしろいです。感動しました。
宮迫博之さんが語っていた,「背中が見えてきたのに,届かない。」という言葉が泣きそうになりました。
ビートたけし,明石家さんま,ダウンタウン
雨上がり決死隊が,めちゃくちゃ勢いがあった頃,西野亮廣さん流に言えば,雨上がり決死隊に「瞬間最大風速」が吹いていた頃,宮迫さんには,↑のレジェンドたちの「背中が見えた」そうです。
せっかく背中が見えたのに,全然追いつけない。
頑張っても頑張っても,「蜃気楼か!」と思うほどに,届かなかったそうです。
僕も,雨上がり決死隊の勢いは,リアルタイムで感じていた世代だと思います。
ワンナイはめちゃくちゃ流行しましたし,アメトーークの人気もすごかった。
雨上がり決死隊は,間違いなく,「背中が見える」段階まで行ったと思います。
この点が,西野亮廣さん(キングコング)とは違います。
西野亮廣さん(キングコング)は,最大瞬間風速が吹いても,背中すら見えていなかったと西野亮廣さんは語っていて,それは,僕がリアルタイムで感じていた感覚もそうです。
ビートたけし,明石家さんまに届く気配すら感じていませんでした。「届く気配」というか,そもそも比べるものではないという感じだったと思います(笑)。
それとは違い,雨上がり決死隊は,「背中が見える」位置にはいたと思います。
アメトーークなんて,めちゃクソにおもしろかったし,めちゃくちゃ人気もありました。
今振り返ると,「背中が見える」位置にはいたと,いち視聴者の僕も思います。
でも,「届く」ことはなかったそうです。僕もそう思います。
そんな現実に直面した宮迫さんは,「届かない」言い訳していたそうです。
「僕は若手を育てるんだ・・・!」とか。
本当は,真っ先にふざけ倒したい性格なのに。いの一番に後頭部を蹴り倒したい性格なのに(笑)。
この「言い訳していた」という言葉がグサッときました。
僕だってそうだよな,と思いました。
僕は,一昨年(2019年)の7月にうつ病を発症して以降,うつ病を理由に仕事放棄し,出勤練習を始めて以降も,再発予防を理由に仕事量をセーブしてきました。
セーブが必要だったのは間違いありませんし,これからも,1日にできる仕事量には限界があると思っています。
でも,うつ病を「理由」とみなしていましたが,そろそろ「言い訳」に切り替わってくるような気がします。
僕はやっぱり,弁護士として働いて,この厳しい世界で生き残っていきたいと思っています。
弁護士として生きていけなくなっても,人生に楽しみはあると思うし,幸せにはなれると思います。
うつ病をきっかけに,そのことに気づけたのは,本当に大きな収穫です。
でも僕は,2年半の仕事で味わった弁護士としてのやりがいに魅せられてしまい,もう一度,思いっきり仕事をしたいと思うようになってしまいました。
だから,弁護士として生き残りたいと,本気で思うようになりました。
弁護士として生き残っていくには,経験と実績が不可欠です。
経験と実績を積むうえでは,たくさん労働時間を確保できたほうが有利です。
しかし,残念ながら,それが僕にはできません。そんな僕は,労働時間の限界を,効率で補う必要があります。
効率的に,つまり,労働密度を上げながらも,長時間労働できる人たちには,どうしても僕は敵いませんが,それは仕方ありません。
諦めるしかありません。
でも,僕が勝手に諦めたからといって,弁護士の業界で,経験と実績が重視される現状は全く変わりません。
だから,弁護士の業界で生き残りたいと思っている僕は,限られた時間で経験と実績を積む必要があります。
この「弁護士としての経験と実績」を積むために,僕は,このブログを使いたい。
毎日の仕事で経験したこと,勉強したことを言語化して復習し,経験の密度を上げたいのです。
そうやって,限られた経験時間の経験密度をあげて,実績に転化していこうと思います。
やたら「経験と実績」と言っていますが,それほど目立った経験や実績が必要なわけではないと思います。
僕は別に,弁護士として世間的に目立ちたいわけではありません。
たった1人の依頼者の役に立てば,それでいい。
たった1人のお客さんから感謝してもらえれば,僕はそれで大満足なんです。
そのたった1人のお客さんに感謝してもらえれば,それが何度も続いていけば,大好きな弁護士としての仕事をいつまでも続けていくという目標が達成できるからです。
本当に僕はどうしようもない性格なんですが,感謝されてもあまり嬉しく感じることができません。
どうしてこういうダメな性格なのか,自分でもわからないんですが,感謝されることに喜びを感じられないんです。
それでも弁護士の仕事を続けたいのは,やっぱり,好きだからです。
仕事の内容が性にあっているからです。
トラブルの事情をお聞きして,どのような解決が見込めるのか,勝てるのか負けるのかを判断し,依頼を受けるかどうかを決め,依頼を受けたら,可能な限り調査して書面を書いて,裁判所に出頭して,裁判官と話をして,尋問をして・・。
こういう仕事内容が,結局好きだから,この弁護士業界で生き残っていきたいのです。
こう思ったきっかけが,昨日↑の動画を見たことです。
もう,うつ病は大丈夫だろうと思います。うつ病の様子を見るステップは,去年で終えていいでしょう。
今の状態なら,労働時間を午後6時までと時間で区切り,午後11時までに就寝すれば,うつ病の症状に悩む事態は起きなくなっていると思います。
もう僕は,うつ病前の僕とは違って,身体をきちんといたわりますし,休養をおろそかにすることもありません。
だから,自分を信頼して,もっと思いっきり仕事に励んでいいと思います。
思いっきり仕事に励み,その経験を毎日このブログで言語化し,経験と実績につなげていきたいと思います。
これからは,毎日,法律関連・仕事関連の記事が続きます。
しかし,難しい言葉を羅列して読みにくい内容にするつもりはありません。
「経験と実績」は,弁護士同士の間でだけ共有されればいいシロモノではないからです。
弁護士である古田博大が,どんな業務を行い,どんな経験を積んでいるのか,どんな結果を残しているのか,を最も伝えるべき相手は,これからお客さんとして僕に依頼してくださる方々です。
だから,依頼してくださる,法律のプロではない方々にも,わかりやすく読んでいただける文章を提供しなければ,意味がないのです。
結局僕は,明日から,このブログで
・その日経験した仕事内容を,
・法律のプロではない方々も簡単に理解できる文章で
・毎日お伝えしていく
ということになります。
もちろん,僕には守秘義務があるので,守秘義務の範囲内で説明しますし,僕のお客さんが不快にならない文章しか書きません。
だから,僕に依頼したら,ブログで好き勝手書かれることが不安だ,と心配する必要はありません。
ただ,重要な点なので,少し指摘しておくと,今は,多くの弁護士たちがインターネット上で,法的知識や,事件の処理状況について公開していますが,それはすべて,過去の経験に基づいています。
その「過去の経験」は,かけがえのない,たった1人のお客さんに起きたもので,そのお客さんにとっては,一生に一度の事件で,インターネット上でほんの少しも公開されたくはないものです。
でも,だからといって,弁護士たちがインターネット上で,「過去の経験」について何も公開できないとなると,結局は,これから依頼しようとするお客さんにとって,めちゃくちゃ迷惑な話です。
依頼しようとする弁護士が,どんな依頼を処理してきて,どんな考えを持っているのか,それをインターネット上で情報収集できないのは,不便極まりません。
自分が,他の人にとっての「一生に一度の事件」を参考に書かれた文章をもとに,弁護士を吟味していたにもかかわらず,いざ,自分にとっての「一生に一度の事件」の番になると,インターネット上での公開を嫌がるというのは,無理がある気がします。
お客さんを特定できる形でインターネット上で公開することは,完全に守秘義務違反で大問題ですが,弁護士が,経験した事件(お客さんにとっては,一生に一度の大事件)をもとに,お客さんを特定できない形で,経験談や知見をインターネット上で公開することは,推奨されるべきだと思います。
インターネット上で公開されている経験談や知見をもとに,弁護士を選んでいいですし,だからこそ,次は,自分の事件をもとに,その弁護士がインターネット上に経験談や知見を公開することは,個人情報を特定できないのであれば,受け入れる必要があると思います。
僕も明日から,経験した事件をもとに,僕が勉強したこと,感じたこと・考えたことを言語化して,皆さんにお届けしたいと思います。
いっぱいいっぱい勉強します。
思いっきり仕事します。
自分の体調を第一に考え,もうぜえったいに事件を放棄しません。
仕事して,勉強した結果を,毎日制限時間1時間で文章化し,公開していきます。
皆さんどうぞ,僕の文章を見ながら,僕を吟味してください。
高い評価も,低い評価もご自由です。
明日からどうぞ,よろしくお願いします。
それではまた明日!・・・↓
昨日のブログ↓
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