初めてのストックホルム ホテルまでの道のり
前回からだいぶ時間が経ってしまいました…。
初めてのストックホルムで【キャリーカートを空港に忘れてしまう】という大失態をし、ストックホルムの空港から中央駅へ向かうバスに乗り込んだ私。
日本からの長旅とハプニングですっかりくたびれてしまったけれど、試練はまだまだやってくるのです。
空港から40分くらい(たぶん)で中央駅に着き、
「ここが中央駅?」(正面じゃなかったから)
感想はこんな感じ(笑)。もう日が暮れて暗かったのもあるし、とにかく「ホテルまでたどり着けるのか?」と自問自答で頭がいっぱいいっぱだったので、周りをゆっくり見る余裕なんてなかったのです。
みんなが吸い込まれて行くところが駅だな、と。大きな建物に私も入っていく。中は綺麗でお店もたくさんある。
でも乗り場はどこ?
バックパックに段ボールを抱え、ヒーヒーしながらキョロキョロしていたけど、乗り場がわからない。
インフォメーションを探し、聞いてみる。私が乗る電車のホームは地下にあるらしい。
とにかく早く宿に行って眠りたい。くたくたの体がそう言っている。
地下に降りて行くもどこがホームかわからない。お店の人に聞いてみるも「わからない」と。とにかくあちこちのお店に聞いてみる。ようやくホームの場所がわかった。
ホッとしながら、今度はアクセスカードを買おうと券売機にやってきた。
アクセスカードはチャージができる交通カード。Suicaみたいな感じ。
時間がかかりながらもなんとか購入しカードを取ると、知らぬ間に隣で待っている紳士がおり「パーフェクト!」と笑顔のない顔で言われた。
とっさに「サンキュー」と答えて急いで場所を空けた。
あとから思えば、あの紳士に「嫌味を言われたのかな?」と思ったけれど、そんなことを考えている余裕もなく、早く宿に辿り着きたい一心だった。
ようやく電車に乗り目的の駅で無事に降りて、あともう少し。
宿までは駅からすぐのとこ。頭の中に地図を入れていたので、迷うことなく辿り着いた。
が、ホテルのドアが閉まっている。
あと少しでベッドへ横になれるというのに、試練はまだやってくる(笑)
ガラスのドアにへばりつき、人がいないかじーっと見るも人影すらない…。かなり怪しい小さなアジア人(笑)。ふとドアに貼ってある紙を発見。
ん?「向かいのホテルでチェックインしてください。」とのこと。
よかったー!これで寝れるー!
意気揚々と向かいのホテルでチェックインを済ませ、部屋は1階でレストランを抜けたところにあること、朝食の時間など説明をしてもらい、いざ部屋へ。
レストランを抜け部屋の番号を探す。
んん?部屋の番号がない??
レストランを抜けると中庭があって、その先の建物にも部屋がある仕組み。キョロキョロオロオロ、何度も行ったり来たりしながら部屋を探すもどこにもない。。ハヤクネムリタイ。
たまたま通りがかったおじさんに助けを求め、一緒に探してもらう。
そしてやっとおじさんが見つけてくれた。「ここだよ。君の部屋はここ。」と中庭にぽつんと佇む小さなお家のようなお部屋を指差した。
「え?ここ?」「か、かわいい!」と思ったかどうか疲れ切っていて意識がもうろうとしていたので定かではないけれど、おじさんに丁寧にお礼を言って部屋に入った。
ようやくようやく辿り着いた部屋は、予約した時に書いてあった「Small room」の名の通り、小さな私にぴったりサイズでした。
けれど、買い付けの荷物は置けるかな?と少し不安になるスモールさ。
「まぁなんとかなるかー!」とシャワーを浴びて眠りにつきました。
部屋を出てすぐ隣がレストランで、そこが朝食会場でもあり、朝食付きだったので、毎朝楽しみで仕方なかった(笑)
この続きは、ゆっくりのんびりお待ちいただけたら…嬉しいです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?