白髪ぼかし。


って何?

最近よく見かける「白髪ぼかし」や「脱白髪染め」


まずは従来の白髪染めってどんなものかを知ってもらったほうがいいかもです。

簡単に言うと白い髪がしっかり染まるように濃いめのブラウンがミックスされたカラー剤です。

白髪染めのカラー剤の中身は

「明るくする薬剤」「色味」「濃いめのブラウン」

この3つで成り立ってます。

濃いめのブラウンが明るくする薬剤と合わさる事で黒髪を明るくする力が弱くなって仕上がりの明るさに限界がでてきます。

白髪をしっかり染める→濃いめのブラウンの割合が多くなる→黒髪はさらに明るくならない。

こんな感じが白髪染めのカラー剤です。

今はカラー剤もよくなってきてますので明るめにしっかり染まるようにもなりました。それでも髪質にもよりますが8トーンぐらいが限界値。

白髪の割合が多い方ほど実は明るめに染まりやすいです。
というか明るくみえます。

黒髪の割合が多いとそこを明るくする力が少なくなるので暗い髪がまざり全体的に暗くみえます。


メリットはもちろん白髪がしっかり染まります。

デメリットとして髪が暗いと生えてくる白髪が余計に目立ちます。

で最近流行ってるのがこの白髪染めを使わないカラー。

仕上がりを8トーン以上の明るさに仕上げるために通常のカラーで使うおしゃれ染めと言われるもので染めていく方法です。

もちろん白髪染めと比べて「濃いめのブラウン」がはいっていないので白髪は染まりません。
「色味」でほんのり染まる場合もありますが、ほとんどは染まってない感じに見えます。

で、ここがポイント。

染まってない白髪をぼかすために、その周りの黒髪をさらに明るく見せる。
細いハイライトで筋状のラインを入れて(白髪に合わせて)さらに色を被せる。

こうすることで染まってない白髪もまわりが明るいふのでぼんやりぼけてくれるし、全体的にも明るい仕上がりなので根元の白が生えてきても暗い髪よりは気になるのが遅くなる。

これがメリットです。

もちろんデメリットもあります。

このハイライト。使う薬剤はほとんどのお店がブリーチです。

ブリーチは髪にダメージを与えます。ケアブリーチというものが最近の主流ですが、言うてもブリーチです。

白髪を気にする髪質は少し弱くなってきてる髪が多いです。

この髪にブリーチをすることのデメリットはかなり大きいと思います。

ハイライトは全体ではないので、もちろんダメージもその分少ないですが、ゼロではないと言うことです。

ブリーチにかぶせたカラーも色もちは悪いのでブリーチした金髪っぽさにもどってきます(ハイライトの部分だけです)


白髪の割合が多いかたは白髪染めでも明るくみえます。そういう方には通常の白髪染めの明るめのカラーをおすすめしています。

白髪の割合がまだまだ少ないかたには普通におしゃれ染め。明るめになければ白髪も気にならないぐらいぼけてくれます。

白髪の割合が少し多めで30%〜60%ぐらいのかたで髪がしっかりされてるかたでしたらハイライトの入った白髪ぼかしは有効的です。

どの方法もメリットデメリットがありますので、ご自身の髪質と白髪の量、気になり度合いを含めて選択していただくことをおすすめします。

一緒にベストのカラーライフを見つけていきましょう。



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