どうして今になって

何度も何度もC3についての感想、レビューを書こうとしては進まない。

最初のきっかけは、今作の付属DVDオフィシャルインタビューの聴き手が三宅さんと知って「見たくねえ」と思ったからでした。個人的に、この人の言葉使いが苦手なんですね。話し言葉も書き言葉も。
それで、見るには体力がいるなと思って置いておいたんですが、そこからインスタライブを見てしまいしんどい気持ちになったとか、2月前半まで仕事が立て込んでいたとか、ぎっくり腰を連続してやったとかで…などと理由を様々つけては見れていません。つまり筆が進んでいません。来月行われる対バンツアーも、どうにも楽しみになっていない。とにかく脱線して、なぜこんなにも筆が進んでないのか?ということに向き合い続けています。

こうやって向き合ってる中で、僕は好きな物への完璧主義が強いこと、そしてこの完璧主義を嫌になってきていると分かりました。以前から小出さんの薄気味悪い(ように個人的には見える)関係が本当に嫌で。そういう苦手要素、個人的に嫌なつながりをブロック、ミュートし続けていて。

好きなものに付属する嫌いなもの、上手く理解出来ないものを完璧に切り捨てたかったし、それで(少なくとも僕個人の世界では)ここまでは、上手くいっていたんですけど、ふと、そのままであることに疑問が湧いてきました。

この疑問は心理学だと、ウィニコットが述べる対象関係論の考えが当たりそうということで、その方向性で調べて解こうとしています。まったくアルバムに関係ないとは思うんですけど(笑)、一方でこんな自分の理解が、Eight Beat詩の世界、延いてはC3期のBase Ball Bearを知るきっかけになる気もしていて。

楽しみにされている方はほとんどいらっしゃらないとは思いますが、もう少しお待ち下さい。

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