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フランスに帰ってきたベテランたち
イングランドから舞い戻った勇猛果敢な戦士
ナントは前ワトフォード所属のムサ・シソコ(写真上)を完全移籍で獲得しました。ムサ・シソコは現在32歳で、フランス代表経験のある選手です。
フランスの地へ帰ってくるのは久しぶりで、プロデビューは2007年に下部組織から昇格したトゥールーズにて。
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その後長らくイングランドのプレミアリーグでプレーし、昨シーズンはワトフォードへ移籍して、加入1年目ながらにして主将を任されました。しかしながら、チームは19位で一年で2部へ降格することになりました。
移籍したナントは昨シーズンはリーグ戦で9位でしたが、クープ・ドゥ・フランスで優勝してヨーロッパリーグへの出場権を獲得しました。
欧州のトップコンペティションでの経験が豊富なムサ・シソコの加入はナントにとってプラスになること間違いなし。おそらくワトフォード在籍時のようにチームを引っ張っていく存在になることを期待したうえでの契約でしょう。
ナントのヨーロッパの舞台での躍進に期待しましょう。
元リヨンのキャプテンが、、、
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クレルモンは、マキシム・ゴナロンを完全移籍で獲得しました。現在33歳のゴナロンは2025年までの契約を締結しました。
守備的ミッドフィールダーのゴナロンはリヨンの下部組織出身で、トップチームに昇格すると長らく同クラブでプレーし、キャプテンマークを託されるまでの選手へと成長していきました。
2017年に活躍の場をイタリアのローマに移すと、翌年からスペインへ渡り、グラナダでは昇格1年目にしてヨーロッパリーグの出場権を獲得するチームに貢献しました。
昨シーズンはグラナダが2部へ降格し、最近下部組織出身選手の舞い戻りが目立つリヨンへの移籍も噂されましたが、5年ぶりのフランスの地はクレルモンを選びました。
来シーズン以降も1部残留を目ざすクラブにとって、このベテランの存在価値は大きいと思います。