2020 J1リーグ第1節マリノスVSガンバ大阪 プレビュー前編(事象編)
遂に2020年シーズンの『J1リーグ』が始まります。
今年はオリンピックがあり、中断期間が1ヶ月強ほど発生しますので、リーグ開幕が2回ある感覚になるシーズンでしょう。
また、中断期間前までに21節を消化するため、前半のスタートダッシュは、『いつもより大事』です。
そんな中、今年の私のプレビューは、少し立ち位置を変えます。
シーズン一発目なので、ちょっとそこら辺を説明させてください。興味ない人は目次で飛ばしてください。
今年のプレビューの話(読まなくても良い)
昨年の様なプレビューは、きっとozamendiさん(シーズン中にozamedovさんになるかもしれません)が書いてくれますし、我らがhiroさんの全然気まぐれじゃない『ごっつい』プレビューが出来る限りの範囲だとは思いますが、アップされると思います。
こんな風に書いていると、他の方々の事についても書きたくなるのですが、やめときましょう。
話を戻すと、おそらく今シーズンで毎節プレビューを書くというのは、終える事になると思っています。アウトプットは続けますが、プレビューという形は今シーズンまでです。
だから、というわけではないのですが、今年のプレビューは、新たなプレビューワーを生むべく、スタイルを変えてお送りします。
【今シーズンのプレビューの形式】
①前編(事象編)の掲載(対象試合の一つ前に行われるマリノス&対戦相手の試合終了後、出来るだけ早く掲載)
↓
②自由に放論 名称:みんなのプレビュー?
↓
③後編(予想編)の掲載(試合前日の夜)
①の事象編で掲載されるのは、試合から分かった対戦相手の情報のみです。
③では、それを基にしてどう戦うか、どんな試合になるかの私見予想を掲載します。
この間の②の部分では、①を読んだ方々が好きに放論していただければ良いですし、それをTwitter上で行っていただければ、③で私見と共にまとめようと思います。
②においては、意見に対して否定する事はありませんので、マリノスだったらこうする、俺だったたここを突く、Bunさんのこの解釈違くない?等、又は①では書いてないけど、対戦相手の試合を見たらこんな要素もあるよとか、もう好きにやってください。なんだったら、私の③と同じ様に、noteやブログにまとめてみるのも良いかもしれません。拙著に関しては、自由に引用いただいて構いません。
①の反応が少なく②が成り立っていなくとも、私の私見は③でアップされますので、総じた情報量は昨年から変わりません。
このスタイルで今シーズンは続けていこうと思います。いや、出来るか分からないし、瓦解するかもしれませんが・・・。
また、①は淡々と書きます。ネタとか物語性とかエモ重視の方は、③だけ読んでも良いかと思います。
という事で、シーズンの前段終了。さぁ、始まり始まり。
ガンバ大阪の事象
<攻撃時3142>
・アンカーを頂点としたひし形ビルドアップ、3CBはビルドアップで狭めに広がる。相手の枚数によってはアンカーは完全に最終ラインに降りることもある。両脇のCBは、押し込むために前へ行く意識強い。
たた、前プレに弱く、まだビルドアップに慣れていない。とは言っても、この布陣を始めたばかりではない。
・WBは幅をとってワイドに高く構える。WBを除いた前4枚は自由。中央攻略出来なければ、サイドに人数かけたりと、自由にコンビネーションで崩すサッカー。ただ、最終的なクロスのターゲットは、ファーサイドに一枚必ずおいている。
・ビルドアップの出口として、2CFとWBを使いたいが、ビルドアップが上手くいってないので、IHの2名は降りてビルドアップに参加する。すると今度はビルドアップの出口とビルドアップ隊とのリンクが出来ない。
必然、片方のCFは降りてくるので、CFは縦関係になる。両方降りたら、WBが裏を狙う。
・そのため、現時点ではロングボールでの打開も目立つ。速攻と押し込んでWBからのクロス戦術が主な攻撃方法。逆サイドのWBはクロスのターゲットに。
・相手陣内に押し込んで人数をかけて攻める。3CBのボールサイドは上がるため、ボールを奪われるとカウンターを狙われる。CBの足が速いわけではないので、辛い。
押し込んだ後にボールを取られたら、即時奪回を図る。
・ヤットが入って、全選手の細かなポジションの調整を行う。攻撃時のセカンドボールを拾えるようになり、WBの高い位置取りもしやすい状況へ。もちろん、相手のプレスが弱まったという要素もある。
<ボールを奪われたら>
・位置によって、ボールホルダーを前に捉えられたら即時奪回を行う。
・ダメならブロックを形成してから、相手に当てはめていく守備を実施。
<守備時532>
・人に付く532守備。低い位置で相手が持っている時はプレス。前への意識が常に強いので、DFは視野が狭い
・最終ラインは、ボールサイドにスライドしてブロック形成。4名がボックス幅に入る。必然逆サイドが空くが、充分スライドが間に合う距離感。クリティカルではない。
・前線2枚はCBから縦パスのコースを封鎖。532の『3』は、ボールサイドにスライドをしてブロック形成。間に合わなければ、WBが対応。スライドすると真ん中や逆サイドが空く。
・WBの裏を突いて、CBの左右を引っ張り出すと、疑似ハーフスペースが空く。中央CBは相手のCFを見るため、4バックになった後のハーフスペースは空きやすい。
・アンカーが最終ラインに吸収されるとセカンドボール拾えない状態になる。
<ボールを奪ったら>
・まずは前線に収められるか、速攻出来るかを考える。
・だめなら、3142の攻撃へ移行。
以上が、『私』が見たガンバ大阪です。
ガンバ大阪 サマリーマップ
はい、前編と後編を繋ぐ、1枚絵でまとめた何かが欲しかったので、サムネイルにしましたが、こんなフォーマットを作ってみました。
これは、ゲームモデルっぽく4モーメントを使っていますが、ゲームモデルではありません。キーワード的にまとめただけです。
今回は、ルヴァンしか振り返れる試合がありませんので、マリノスサポーターで確認できる人は少ないと思いますが、2節以降はDAZNなどを視聴しながら予習する際に使っていただけるかと思います。まぁ、気になるキーワードだけ拾って、妄想していただくだけでも嬉しいです。
実際は、アンカー井手口とアンカー矢島での違いとか、前線のコンビネーションとか、細かい部分がたくさんありますが、具体性を持たせるのはプレビュー向きではないので省いています。
このサマリーマップは後編での導入にも使用します。
プレビュー後編に向けて(毎回同じ文章です)
是非、Twitter上でコメつきのリプとか、『#マリノスみんなのプレビュー』でつぶやいていただけると、引用して後編に活用させていただきます。引用されたくない方は、言ってくださればしません。
私が見えていなかったり、間違っていたかもしれない今までのプレビューから、多くの方の力を使って、より深層に辿り着こうという主旨もございますので、参加型と言えば参加型です。楽しくやりましょう。
という事で、後編(予想編)でまたお会いしましょう。