ジャンルによるドラムの聴かせ方の違い
宮園"LUCY"拓弥です
仕事柄いろんなジャンルをやったり聞いたりしてると、
各ジャンルによってドラムの利かせ方が全然違うんですよね。
今回は聴かせ方の違いについて綴ります。
僕がやってるメタルとかロック系とかはエクストリームスポーツ的な側面があります。
どんだけ早くとか、どんだけ密度が高いとか、
もちろんそれが全てではないですがメタルを聴かせるポイントとしてあるわけです。
ですがポップスでのドラムプレイはシンプルなビートをより聴かせるかという点にかなり重点が置かれてると思っています。
僕はそれをスキマスイッチの「奏」で感じます。
これ聴いていただいたらわかるんですが、
最後の最後までライドが出てこないんですよ。
それまではずーーーっとハイハットでしか毎二回めのエイトビートの次はフロアが入ってる。
やっぱメタルばっか聞いてるとサビとかですぐライド叩きたくなっちゃうんですが、
一番最後のストレートなライドを聞かせるために抑えてる、お膳立てしてると考えるとポップスはシンプルなものをよりありがたく見せるかという部分に重点を置いているなと感じます。
10代の自分では気づけなかったでしょう…
もちろん全てがここまで凝っているわけではないですが、
ポップスの聴かせ方の一番いい例としてあげました。
どんどん行くとこまで行け!ってメタルライクな考え方ではなく
100に向かって盛り上げていくっていうポップスの聴かせ方に感銘を受けた曲の1つで、
こういった違いが各ジャンルによるよさでもありますよね。
最近はこういうセオリーに乗っとった叩き方をしようと心がけているので僕も一歩ずつ大人になりつつあります笑
こういう全体の流れを作るプレイをするといい意味で変われるかもしれませんね💫
記事は以上となります、以下お知らせです🔽
6/18 Astraeaワンマン 梅田Always
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新アルバム「海と月」配信開始、2022/01/02に日本のトップメタルアルバム20位にランクインしました!
前作のアルバムよりプログレッシブロック感を強めた作品になっています。 一曲目のMiserable realityにはDerekSherinianを迎え聞き応え抜群のアルバムとなっております!作曲,Drum 宮園”LUCY”拓弥 作詞,Vo Ruy Mix,Keyboard オオタジュンヤ Guitar,Bass Yoshiki(Astraea) Guest Keyboard DerekSherinian(Sons of Apollo,Planet X,MSG,WhiteSnake,DreamTheater etc...)
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