シングルヘッドとダブルヘッド
宮園"LUCY"拓弥です
ネタを探してまして、写真を漁ってるとヘッダーになってるドラムの画像が出てきたのでドラムのタムの種類について書いて行こかなと思います。
てかタムってそんな種類あるの?って話やと思うんですが結構色々種類あるんです。
深く掘り下げるとかなりディープなところまで行くので今回はシングルヘッドとダブルヘッドについて書いていきます。
まずダブルヘッドとは...よく見る普通のタムです。
打面に皮が貼ってあって、その真裏にもう一枚皮が貼ってあり打面を叩くことで裏面が共鳴しタム特有の「トーン」と言うサウンドが生まれます。
ほとんどのドラマーが使っていたりスタジオに常設してあるのはこのダブルヘッドタムです。
2つのヘッドがあるおかげで豊かな鳴り、倍音があるため取り回しがよくいろんな場面で使えるのがダブルヘッドの特徴であり推しポイントですかね。
お次はシングルヘッドです
ダブルヘッドが文字通り2枚の皮を使っているのに対して、シングルヘッドタムは打面の皮のみのタムです。
ダブルヘッドとちがい裏面にヘッドがないため共鳴するのはドラムシェル(胴)のみになり、アタッキーなサウンドになります。
そのアタッキーさからV系やロック界隈では実はメジャーな存在だったりします。
あとはシングルヘッドタムは皮が一枚なので音程がつけやすくオーケストラなどで使用されることもあります。
メロディックでキャラクターがしっかりしているので愛用者も実は多いのです。
僕は皮一枚というところが潔くて好きです笑
ダブルヘッド、シングルヘッド、2つ紹介いたしましたが番外編といたしましてロートタムを紹介いたします。
この突飛な見た目
日本ではBOφWYの高橋まことさんやレベッカの小田原さんとか44MAGNUMのJOEさんとかが使っていましたね。
海外でいうとMikeMangini,TerryBozzioなどシングルヘッドタムの系譜なのでロック界隈、プログレ界から様々な方面で使用されています。
何故これが番外編なのかというところなんですが、
これはそもそもティンパニの練習用に今ではドラムヘッドメーカーとしてお馴染みのREMO社が開発したものであり、そもそもドラム用途ではないのです。
ティンパニ用に開発しているので回すとチューニングが変わるので、演奏中に簡単にチューニングを変えることが可能なんです。
それが何の因果かロックドラマー達に愛される製品となっていきました。
現時点で6~10インチ以外は確か生産完了しています。
18インチまで存在するのですが大きなロートタムを持っている人はかなりレアでしょうね。
しかもこのヘッドにした側のスポークですが鋳造されたものとなっていて、独特の鳴りがするので、TerryBozzioとかは金物としてロートタムのスポークを使用していました。
タムってこんなに種類あるんですよ、奥深いですよね...
やはり楽器は沼です笑🤣
本日の記事は以上となります、以下お知らせです!
新アルバム「海と月」配信開始、4/24に日本のトップメタルアルバム36位にランクインしました!
前作のアルバムよりプログレッシブロック感を強めた作品になっています。 一曲目のMiserable realityにはDerekSherinianを迎え聞き応え抜群のアルバムとなっております!作曲,Drum 宮園"LUCY"拓弥 作詞,Vo Ruy Mix,Keyboard オオタジュンヤ Guitar,Bass Yoshiki(Astraea) Guest Keyboard DerekSherinian(Sons of Apollo,Planet X,MSG,WhiteSnake,DreamTheater etc...)
それとライブ情報です!
「うゆかん!(HAGANE,UYU&Astraea,Katata)」のドラマーとしてこちらのイベント出演いたします!
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