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ほんとうはたのしい いっちょかみ占い 〜占いって当たるの?〜
明日はクリスマス・イブ。
街は華やぎ、神聖さを感じさせる。
恋人がいようがいまいが、
ほんのちょっと誰かに優しくしたくなるステキな日のはじまり。
さて、みなさん。いかがおすごしですか?
今週は #週1note もたぶん、最終回。
月曜日担当のわたしは、今回でおしまい(?)のはず。(よね??)
最後にどんな星占い用語を覚えて頂こうか…と考えたんですが、
最後だし、「占い師に聞いてみたいことランキング」というものがあれば、おそらく上位3つに入るだろう質問に勝手に答えてみたいと思います!
「占い師に聞いてみたいことランキング」3位
占いって信じるほうがいいですか?
占いは信じるべきか、否か。
圧倒的に多いのが「占いは“いいこと”だけ信じますね〜」というもの。
かくゆうわたしも占い師になるまではそんな感じでした。
ですが、占い師になって強く思うのは、
「占いは100ある可能性のうちのひとつを見出だすもの」
ということ。「絶対」じゃないんですね。
なにか悩みごとがあったときにお友だちに相談するとしますよね。
同じ内容を相談しても、
ゆかちゃんは「やめときなよ」、
さおりちゃんは「がんがん行きなよ」、
と真反対のアドバイスが返ってくることがありますよね。
占いもそれと同じなんです。
たくさんあるアドバイスのうちのひとつなんです。
ただ、占いは星座とかカードとかそういう「論理的でない」「現実的でない」ものを元にしてアドバイスします。
だからふつうのお友だちとはちょっと違うタイプの答えが返ってくる可能性があるんですね。人智に及ばない。
それがいいか、悪いかじゃなく、
「そんな考え方もあるんだ!」と選択肢を広げてくれる。
しかも、占い師はお友だちではないからその後の人間関係に響きにくい。
お友だちに言えないことも相談しやすい。だから重宝される面があるんですね。
だけど、占い師の言うことを「絶対だ」「運命だ」と思うと、アドバイスを聞くのを怖くなりますし、怖くなるくらいならいいんですが、自分の人生を占いに委ねちゃうことになりかねない。これが一番マズい。
人間の力がおよばないことはたくさんあります。
現実には限界があります。
だから時には、神さまとか大いなる何かに委ねることも大切だと思います。
だけど、それが一事が万事になっちゃ、自分の人生に参加していないことになって足元がおぼつかなくなる。
占いは信じるものではなく、使うもの、だと思います。
「占い師に聞いてみたいことランキング」2位
自分のことは占えないんですか?
占います。がんがんに占います。
といっても、占い師はかなり個人差のある職業だと思います。
占い方もばらばらですし、同じ占い方を選んでいていも、なにに重きを置いているか、信条はさまざまです。
だからわたしががんがんに占うからと言って、他の占い師の方も自分を占っているとは限りません。
でもきっと皆さんがお聞きになりたいのもそこじゃないはず。
つまり、
「おまえ、自分の未来もわからないのに、どの口で人の未来を占うとか言ってるの?」
ってことなんだと思います!! 笑
これも占い師の個人差があるので、「ルーシー・グリーンは、」という前置きをつけてお答えすると、
だから、占いは、100ある可能性のひとつだって言ってんじゃん。
べつに今予想できる未来は1こじゃないんだぜ?
ってことです。
当たることもあれば、はずれることもある。ってことですね。
ただ、占い師でいられるのは、自分を占ってある程度当たっている、当たってないけれど参考になる、などと感じることが多いからかもしれません。
わたしなんかは自分の書いた運勢記事を読み直した時に、「この占い師当たるわー!あ、わたしかー!」とちょくちょくぼやいています☆
「占い師に聞いてみたいことランキング」1位
どうやって占い師になったんですか?
占い師の友だちなんてそう出会わないですよね。
わたしがパーティーなどで1番いただく質問もこちらです。
まず、占い師は「占い師」って名刺さえ刷っちゃえばその日から誰もがなれる職業です。資格がいらない。
それを踏まえて、占い師になるルートはいくつかあります。
①師匠につく
②学校に行く
③独学
これはもう占い師それぞれなので、どれが1番力がつくルート、というのはない気がします。
その占い師さんの性格や資質によってルートが違う気がします。
わたしは、③独学でした。
というのも、人にものを教わるのが苦手だったのです。
習い事を小さな頃からいろいろしてきたんですが、
先生がこわくなったり、仲間とのライバル関係にもまれたり、
その勉強内容よりも、人との関係性で疲れてやめちゃう 笑
でも星占いは、やめたくなかったんです。
ほかの挫折したあれこれのように、終わらせたくなかった。
自分の「大切なもの」として守りたかった。
だから、習得が遅くなるかもしれないし、自己流で変なクセがついてしまうかもしれないけれど、「ひとりで覚えよう」と決めたのでした。
最初は、20代後半に趣味ではじめたので、
星占いの本を飲み会の時に持って行って、
みんなを占ってワイワイしたり、
職場で同僚を占ったりしていました。
それが段々と占いを「お願い」してもらえるようになって、
ある時、同僚からお礼ということでプレゼントをもらったんです。
その時に「あ、これは仕事になる道だ!」と舵を切ったのでした。
〜〜〜〜〜
占いは、おもしろいです。
なんでもそうですが、勉強すればするほど、視野が広がります。
プロになりたいわけじゃない人にも、どんどんカジュアルに、生活に取り入れてもらいたいなあとずっと思ってきました。
きっと生活が向上するはずだから。
でも占いはやっぱり、怪しいものなのです。
わたしは「占いの怪しい雰囲気を押し出さない」をひとつの信条にしていますが、やっぱりぜんぜん科学的じゃない。
叶うか叶わないか分からない祈りみたいなものが集まって、占いになっていると思います。
だから、占いを「信じる」じゃなく、
「使う」スタンスでいるのは大切かなと思います。
この「いっちょかみ星占い」が、
あなたの生活向上のきっかけになればいいなと思います。
それではみなさま、メリークリスマス、
アンド、ア ハッピーニューイヤー♡
ちなみにこういう本も発売しています。冬の夜長に♡
ルーシー・グリーン
占い師。主な占術は星占いとタロットカード。
インターネット界を中心にファッション誌など各種メディアでの運勢ページを担当。占いを通して自分自身を肯定し、豊かな人生を創る素晴らしさを伝える。ノリのよさと、ほとばしる愛の言葉で迷える子羊たちを絶賛導き中!!
著書:あなたの中の“キュート”を目覚めさせる方法 ~ちょっと不器用だけど、しなやかで可愛い~ (大和出版) https://www.amazon.co.jp/dp/B06WRRK8WQ
ホームページ: https://www.lucygreen.jp/
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